Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8
巨大な東大寺鐘楼 東大寺鐘楼はとにかく巨大である。以下、東大寺のサイトからこの鐘楼に関する説明の引用である。 鎌倉時代の東大寺復興に大きな足跡を残した重源上人を継ぎ、大勧進となった栄西禅師が承元年間(1207~11)に再建したもので、大仏様にやや…
東大寺大湯屋付近の土壁 東大寺大湯屋と供田、二月堂裏参道はずっとつながっている。この付近の静かな佇まいは、東大寺南大門付近の観光客で賑やかな雰囲気とは全く違う。この土壁は経年変化が美しく好きな場所である。最近では週末は外国人観光客と修学旅行…
東大寺二月堂付近の大湯屋 東大寺鐘楼と二月堂の裏参道の間に大湯屋がある。この建物はひっそりとした雰囲気の中に佇んでいて、特に早朝は観光客もいないので、撮影するには最適な環境にあると感じる。この建造物は中世鎌倉時代のものとされる。正面が入母屋…
早朝の東大寺大仏殿 東大寺鐘楼付近から撮影した早朝の東大寺大仏殿。側で見ると巨大で迫力ある大仏殿あるが、遠景の大仏殿のシルエットは独特で美しいと思う。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8 ランキング参加中写真・カメラ…
早朝の東大寺境内にて 東大寺境内で見かけた黒猫。三月堂付近で見かけこの辺りまで歩いてきたようであった。鹿だけでなく猫にも会えるとは思わなかった。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8 ランキング参加中写真・カメラ 人気…
早朝の東大寺鐘楼にて 東大寺の鐘楼はその特徴ある建築様式と大きさでよく知られている。重さ26.3トンもある梵鐘(国宝)は東大寺創建当初のもので、鐘声の振幅は非常に長く、「奈良太郎」と愛称され、日本三名鐘のひとつにも数えられている。写真はその鐘楼…
東大寺三月堂への階段 東大寺二月堂に隣接している建造物が三月堂(法華堂)である。三月堂は写真正面の奥に写っている。奈良時代の創建当初からの建造物の一つであり、屋根の造りからも分かるように鎌倉時代に増築している痕跡が残っている。三月堂への石階…
東大寺二月堂界隈 写真は、東大寺二月堂の舞台から降りたすぐ先にある建造物である。鎌倉時代の建立と言われ、二月堂仏餉屋 (ぶっしょうや) という。二月堂での修二会中、仏餉 (仏に供える米飯) を調理する建物であり、御供所 (ごくうしょ) とも呼ばれる。早…
早朝の東大寺二月堂(その6) 早朝の東大寺は近隣の方々が朝の散歩や参拝にくることを除けば、ひっそりとした空間と時間が流れる。写真は東大寺二月堂の舞台の上である。ここで毎年三月上旬に二週間にわたって練行衆による修二会が実施される。燃え盛る松明…
東大寺二月堂の舞台から見下ろした鹿たち 東大寺二月堂の舞台から見下ろしたワンシーン。鹿たちが芝刈りをしているみたいに見える。この舞台下に、よく鹿たちは芝を食べにくる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8 ランキング参…
早朝の東大寺二月堂(その3) 東大寺二月堂は、東大寺の広い境内にあって、最も東に位置している。お水取り(修二会)の舞台として有名なこの二月堂は、1200年以上にわたってその儀式を絶やしたことがないという驚異的な歴史を持っている。また写真のように…
早朝の東大寺二月堂(その2) 雨上がりのある日の早朝。東大寺二月堂の階段を下りたところに鹿が三頭いた。芝が雨に微かに濡れていて太陽光にきらきらと反射していたワンシーンである。使用レンズは久々に持ち出したLeitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。かつ…
早朝の東大寺二月堂 写真はある雨上がりの霧の朝、東大寺二月堂にて撮影したもの。残念ながら霧は暖かな陽射しとともにみるみる消えてしまったが、柔らかい光を残したまま二月堂の石畳の階段を照らしていた。その時のワンシーン。 撮影機材:LeicaMMonochrom…
畝傍山をLMM(Typ246)+ElmaritC 40mm f/2.8レンズで撮る 畝傍山をLMM(Typ246)+Carl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8レンズで撮る 甘樫丘から見た畝傍山の遠景を二つのレンズで比較撮影してみた。一枚目の写真が、Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8で撮影したものであ…
明けましておめでとうございます!本年もこのブログをよろしくお願い致します。 以前、はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」という企画があり、それに便乗して僕が所有しているライカのレンズ、ノンライツのレンズについて好みのものを紹介した。今回…
雨の法隆寺参道(東院伽藍前) 台風が近づいている。この時も台風の影響もあり、断続的に雨が降っていた日であった。写真は法隆寺東院伽藍前の参道である。写真右手奥の道を真っすぐに進むと法輪寺へ向かうことができる。エルマリート40mm-C f/2.8レンズは…
法隆寺東院夢殿の釘隠し 法隆寺東院夢殿で撮影した木扉の釘隠し。他の丸いだけの釘隠しより意匠がユニークで目を惹くものがある。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8 二枚目の写真は、2014年に法隆寺東院夢殿にて撮影したもので…
法隆寺東院伽藍の回廊にて 前回と同じく、雨の降る日の法隆寺。場所は法隆寺東院伽藍の回廊にて。手前の大きくて形の美しい桜の葉と背景の連子窓の淡い光が印象的であった。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8 人気ブログランキ…
法隆寺東院伽藍の回廊 法隆寺西院伽藍では、回廊を上からの視点で撮影できるところはないが、これは東院夢殿の基壇上から撮影したものである。思っていたより高さがあり、回廊の屋根瓦などを俯瞰できる位置にある。雨に濡れた桜の葉も印象的であった。 撮影…
法隆寺東院夢殿の基壇 雨の日の法隆寺東院夢殿の基壇を撮影。撮影機材はLMM(Typ246)とLeitz Elmarit-C 40mm f/2.8レンズである。このレンズは、『ライカレンズ完全ブック(株式会社グリーンアロー出版社)』でも紹介されている。そこからの引用であるが、 実…
法隆寺東院夢殿 法隆寺には伽藍が三つ存在する。創建当初の若草伽藍、その後焼失し再建されたとされる、金堂や五重塔のある現存の西院伽藍、そして奈良時代に建立された東院伽藍。それぞれ同じ境内にあるため、広大な敷地となっている。若草伽藍については、…
雨の法隆寺東院夢殿 久々にLeitz Elmarit-C 40mmレンズを持ち出して、雨の日の法隆寺東院伽藍を訪れた。この夏は、雨の降る日が少なかったが、今週初めくらいから台風が日本へ接近したことから、やや激しすぎる雨がまとまって降るようになってきた。そんな合…
NOKTON classic 40mm f/1.4レンズで撮影した法隆寺回廊の巨大柱 Elmarit-C 40mm f/2.8レンズで撮影した法隆寺回廊の巨大柱 前回の記事の続きで、場所を変えて法隆寺回廊で撮影してみた。巨大柱をメインの被写体にして、絞りをElmarit-C 40mm f/2.8の開放値で…
法隆寺のクラウドファンディングが始まって約一か月、目標の2000万円を大幅に超える約7倍の1億4000万円となった。世界遺産であるという知名度とともに、古刹を大切に保存したいという全国の方々の気持ちが込められた素晴らしい支援金額だと思う。 その法隆寺…
松の葉と法隆寺回廊 この写真は、法隆寺回廊をバックに撮影した松の葉である。奥にある連子窓の薄っすらとした採光が印象的なシーンであった。撮影機材は、ライカMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8レンズである。最近は40mmという画角が撮影に…
元興寺極楽堂にて撮影(撮影機材はSigma DP2Merrill、40㎜のレンズが付属) 京都府木津川市にある恭仁京跡の礎石を撮影(撮影機材はSigma DP2Merrill) 法隆寺の歩廊にて(撮影機材はLeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8) このところコシナ…
法隆寺の回廊にて(その5) 法隆寺の回廊のワンシーン。個人的には歩廊のこの位置が好きで何度も色々なレンズで撮影している。今回はエルマリート-C 40mmレンズで撮影。80センチまで寄れるのでぐっと近くなる。少しトリミングをしているので、さらに寄って…
法隆寺の回廊にて(その4) 前回の写真の位置から少し奥へ進んだところで撮影。日射しが一瞬弱くなり、逆に強すぎない陰影が美しいと感じた瞬間。光の加減もモノクロームには大きく影響するものだと感じた瞬間だった。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)…
法隆寺の回廊にて(その3) 夕刻の法隆寺回廊のワンシーン。回廊の陰影シリーズの続編である。長く伸びた連子窓の陰影はこのシーンではさらに美しいと感じた。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 ところで、Hatenaブ…
法隆寺回廊にて(その2) 法隆寺回廊の夕刻の陰影は美しい。個人的には西側回廊の連子窓の陰影が好みである。時間とともにその影が長くなっていく様は、影が生きているように感じる。写真は、回廊を支える木柱の礎石にまで影が伸びた様子である。 撮影機材…