古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8

法隆寺五重塔の基壇と中門

法隆寺西院伽藍の五重塔の二重基壇を写しつつ、背景には法隆寺中門を入れてみた。基壇の文様はその側面により表情が違っていて興味深い被写体である。撮影機材は、ライカM9+Elmarit-C 40mm f/2.8である。このレンズのボケ味もなかなか良いのではと思ってい…

枯れ木の力強さ

奈良の写真家といえば故入江泰吉さんが著名である。4月3日(土)から入江泰吉記念奈良市写真美術館にて『聖徳太子1400年御遠忌記念 入江泰吉「法隆寺」展』が始まるので、僕自身大変楽しみにしている。入江泰吉さんが生前仰っていた言葉に「滅びの美」という…

法隆寺西円堂にて

法隆寺西円堂は西院境内北西の小高い丘の上に位置し、実際登ってみると大変見晴らしのいいところである。法隆寺の境内にあっては目立たない場所にある。建造物は夢殿と同じく八角円堂である。「峰の薬師」とよばれ、奈良時代の薬師如来坐像を本尊としている…

法隆寺三経院の木扉

法隆寺三経院は、西院伽藍の西隣に位置する。三経院は鎌倉時代の建立で切妻造の建造物である。桁行(長辺方向の幅)が十九間、梁行正面(短辺方向の幅)が五間となっている。南側七間分を「三経院(さんぎょういん)」と呼んでいる(北側部分は西室という)…

法隆寺三経院の手摺り部分

法隆寺の境内は大変広く、塔頭の数も多く、著名な西院伽藍のほか、夢殿のある東院伽藍など一日中ここにいても飽きないくらいに見どころの多い寺院である。写真は、西院伽藍の西隣に位置する「三経院」と呼ばれる建造物である。奥は「西室」と呼ばれ、つなが…

法隆寺西院伽藍の桜

そろそろ桜が満開の時期になってきた。写真は、法隆寺西院伽藍経蔵付近の桜である。経蔵前にあるこの桜の古木、背は大変低いのだが、それがかえって桜の木全体のバランスの良さを生み出していて、見ている者を日本的な春の雰囲気に誘う。どっしりとして連子…

法隆寺東院伽藍外壁の陰影

JR法隆寺駅から奈良交通72系統のバスに乗り、「興留」→「中宮寺前」→「法隆寺前」→「法隆寺参道」と進み、一般の観光客は「法隆寺参道」で降りるのが普通だが、二つ目のバス停の「中宮寺前」で降りて、国道の信号を渡り、標識にしたがって北へ約5分ほど歩く…