古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

Leitz Summarit 50mm f/1.5

薬師寺鬼追式_2024(その2)

薬師寺鬼追式_2024(その2) 薬師寺の鬼追式が始まろうとしているところ。今年は大きな四つの松明と鬼が暴れる用の舞台が設置されていた。このシーンは松明に火がつけられ、いよいよ始まろうとしているところ。撮影するにあたっては舞台が高い位置にあった…

薬師寺鬼追式_2024(その1)

薬師寺鬼追式_2024(その1) 先月末に薬師寺鬼追式に行ってきた。奈良の毎年恒例の行事である。写真は、薬師寺東塔を取り囲むようにぐるりと配置された献灯の小さな灯りを撮影したものである。それぞれにその方々の思いが書かれていて、この行事の大切さを…

法隆寺西院伽藍西回廊の陰影(その2)

法隆寺西院伽藍西回廊の陰影(その2) 夕刻の法隆寺西院伽藍西回廊を撮影。西日が連子窓の格子を通して美しいストライプ状の影を織りなす。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summrit 50mm f/1.5 人気ブログランキング

法隆寺西院伽藍西回廊の陰影

法隆寺西院伽藍西回廊の陰影 法隆寺境内は、五重塔と金堂が左右に並びバランスの取れた伽藍配置となっている。その周りをグルっと一周する感じで中門を起点として回廊が囲っている。回廊中には連子窓が設置され、朝夕刻にはその陰影が東西回廊にて美しく床面…

法隆寺西院伽藍東回廊の陰影

法隆寺西院伽藍東回廊の陰影 ズマリット50ミリレンズを持ち出して、斑鳩三寺を撮影した日の写真。法起寺→法輪寺→法隆寺と廻ったが、一つ一つの寺院間の距離があるため、じっくり巡ると半日では足りないくらいである。法隆寺には夕方に着いたため、ちょうど陰…

法隆寺境内の鏡池にて

法隆寺鏡池にて 法隆寺境内にある東室聖護院前の鏡池。割と大きめの池で百済観音像を拝みに大宝蔵院へ行く途中で必ず通るところである。この日は曇りで池の水面反射が美しいと感じた。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summarit 50mm f/1.5レンズ …

法隆寺でちょっと一息

法隆寺の休憩所にて 法隆寺は南都七大寺の中では、東大寺と同様に圧倒的に境内の広い寺院である。その中で休憩所は二か所あり、大宝蔵院のすぐ近くの休憩所と今回撮影した西円堂付近の休憩所である。暑い日が続く中、ちょっとコーヒーブレイク。中央にはほお…

法隆寺境内の大湯屋

法隆寺境内の大湯屋 法隆寺境内にある寺務所近く、その北側の弁天池前に大きな門がある。その門は大湯屋への入り口になっていることもあり、「浴室」と大きく書かれた額が門に架けられている。東大寺や京都の相国寺などでもこの浴室という文字や湯屋などの文…

法隆寺寺務所にて

法隆寺寺務所にて 法隆寺南大門をくぐってすぐ右手に寺務所がある。毎年ここで咲く白梅が美しく、よく被写体にしている。今回は寺務所に入る門のところにある掲示を撮影。南大門に書かれたものとは違う行事が載っていた。東院伽藍への参道途中にある、律学院…

法隆寺南大門の釘隠し

法隆寺南大門の釘隠し 法隆寺南大門の境内側の木扉を撮影。大きめの釘隠しが印象に残る。長く使われている扉の木材の質感も良い。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summarit 50mm f/1.5 人気ブログランキング

法隆寺南大門にて(新しい行事日程)

法隆寺南大門にて(新しい行事日程) 一枚目の写真のように法隆寺南大門に新しい行事日程が示されていた。二枚目の写真が最近までのものであったが、法隆寺夏安吾(げあんご)が終わった。法隆寺では、例年5月16日から8月15日までの90日間、夏安居という行事…

法隆寺南側回廊の木柱

法隆寺南側回廊の木柱 ライカのSummarit 50mm f/1.5レンズの開放の写り。いつものごとく回廊の木柱を被写体にして、ボケ味を試してみた。開放値が大変明るいf/1.5のボケ味はなかなか味があると思う。ただ、この画像がLMMの設定でJpegにしたものであり、RAW現…

法隆寺中門の礎石

法隆寺中門の礎石 法隆寺中門の巨大柱を支える礎石の一つ。太陽光に照らされた仄かな礎石の反射光を撮影。レンズはLeitz Summarit 50mm f/1.5を使用し、開放で撮った写真である。このレンズのクセというか味でもあるが、周辺の画像が大きく流れる。 撮影機材…

Leica M Monochrom(Typ246)はまだまだ使える素晴らしいカメラ

Leica M Monochrom(Typ246)とLeitz Summarit 50mm f/1.5レンズ Leica M10 Monochromの作例がネットや雑誌では最近多く見られるが、まだまだ僕が所有しているLMM(Typ246)は時代遅れでないいいカメラだと思っている。 LMM(Typ246)についての情報であるが、画像…

本薬師寺跡の冬の枯れ木

本薬師寺跡の冬の枯れ木 葉はすっかり落ちているけれど、その枝のシルエットだけでも冬の枯れ木は美しいと思う。写真は本薬師寺跡の枯れ木の一つ。日没後の薄暗い中での撮影。渦を巻くような独特の表現が可能なハイスピードオールドレンズの代表格であるライ…

本薬師寺東塔跡の遠景

本薬師寺東塔跡の遠景 近鉄畝傍御陵前から約10分~15分ほど歩いていくと本薬師寺跡に到着する。今回はそこを南へ進んで遠くから東塔跡を撮影した。そろそろ日が暮れてしまう時刻だったので、ライカのSummarit 50mm f/1.5というハイスピードレンズが役に立っ…

畝傍御陵駅から本薬師寺跡への道

畝傍御陵駅前から本薬師寺跡への道 近鉄畝傍御陵駅前から東へ真っすぐ進むと本薬師寺跡へ辿り着く。その途中に民家の合間から望むことができるのが大和三山の一つ耳成山である。前回はもっと近い距離からの写真であるが、本薬師寺跡からは耳成山は少し遠く感…