古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

東大寺

東大寺二月堂参道界隈

東大寺二月堂参道界隈 東大寺の大湯屋を過ぎて、二月堂の参道に向かう途中にある土壁。経年変化が歴史を感じさせるところ。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summaron 35mm f/3.5(M) 人気ブログランキング

Summaron三半レンズで撮る東大寺三月堂界隈

Summaron三半レンズで撮る東大寺三月堂界隈 東大寺三月堂から緩やかな石畳の階段を下りて、大仏殿へ向かう途中の道を右へ曲がるとこの写真のような風景が現れる。大湯屋の近くでもあるこの辺りの木々の表情が良いと思う。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)…

東大寺二月堂にて(その2)

東大寺二月堂にて(その2) 東大寺二月堂の舞台裏側で撮影。仏様がこの裏側からも拝めるようになっている。ひっそりと射し込む日射しが美しいと感じたシーン。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summaron 35mm f/3.5(M) 人気ブログランキング

東大寺二月堂にて(その1)

東大寺二月堂にて 東大寺二月堂にて撮影。3月1日からはここ二月堂で修二会(お水取り)が始まる。修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)法要」と言う。十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一…

東大寺大湯屋に隣接する二月堂供田

大湯屋と隣接する東大寺二月堂供田にて 東大寺大湯屋に隣接する二月堂供田。ここでは、東大寺の著名な行事の一つである修二会で使用されるお供えの餅等のためのもち米を栽培している。正午近くになっていたこともあり、太陽光が眩しい。使用したSummaron三半…

東大寺大湯屋の陰影

東大寺大湯屋の陰影 明けましておめでとうございます。 本年も引き続きこのブログをよろしくお願い致します。昨年末に訪れた時の東大寺境内の様子。この日は二月堂への参道を含め、近くにある大湯屋の近くを通った。その時間帯の白壁の陰影が美しかった。近…

今年もあとわずか(2023年)

東大寺境内の大仏池にて 今年もあとわずかになった。年末は東大寺へ参拝。参道の途中で鹿たちに出会ったワンシーン。一年の色々な思いを振り返る良い機会となった。法隆寺もそうだが、古刹の独特な雰囲気が心をとても落ち着かせてくれる。コロナ禍の頃に比べ…

Carl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8をライカM型カメラで使う

LMM(Typ246)とCarl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8 少し前からCarl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8をライカM型カメラで使ってみて、距離計が非連動のレンズではあるが、被写界深度が深く撮影しやすいレンズだと感じる。撮影機材はLMM(Typ246)に50ミリ用のカプラー…

巨大な東大寺鐘楼

巨大な東大寺鐘楼 東大寺鐘楼はとにかく巨大である。以下、東大寺のサイトからこの鐘楼に関する説明の引用である。 鎌倉時代の東大寺復興に大きな足跡を残した重源上人を継ぎ、大勧進となった栄西禅師が承元年間(1207~11)に再建したもので、大仏様にやや…

東大寺大湯屋付近の土壁

東大寺大湯屋付近の土壁 東大寺大湯屋と供田、二月堂裏参道はずっとつながっている。この付近の静かな佇まいは、東大寺南大門付近の観光客で賑やかな雰囲気とは全く違う。この土壁は経年変化が美しく好きな場所である。最近では週末は外国人観光客と修学旅行…

東大寺二月堂付近の大湯屋

東大寺二月堂付近の大湯屋 東大寺鐘楼と二月堂の裏参道の間に大湯屋がある。この建物はひっそりとした雰囲気の中に佇んでいて、特に早朝は観光客もいないので、撮影するには最適な環境にあると感じる。この建造物は中世鎌倉時代のものとされる。正面が入母屋…

東大寺鐘楼付近の池

東大寺鐘楼付近の池 僕がモノクローム写真が好きな理由は、光の反射や雨の日の水たまりの反射、そして写真のような池に映り込んだ反射が際立って美しいと感じるからである。カラーではなかなか表現できない光の加減を、モノクロームでは、白と黒、あるいは多…

東大寺二月堂供田にて

東大寺二月堂供田にて こちらも早朝の東大寺二月堂供田である。供田は大仏殿の北東側、二月堂裏参道沿いにある。栽培する稲は餅米で、大仏様や観音様のお正月のお鏡餅の他、修二会(お水取り)の御壇供になる。季節的には田植えをして稲が育ちつつある頃でで…

東大寺二月堂参道付近

東大寺二月堂参道付近 東大寺二月堂への参道付近の様子。奥には大湯屋が控える。早朝の朝日に照らされた木々の陰影が美しいと感じたワンシーン。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8 ランキング参加中写真・カメラ 人気ブロ…

早朝の東大寺大仏殿

早朝の東大寺大仏殿 東大寺鐘楼付近から撮影した早朝の東大寺大仏殿。側で見ると巨大で迫力ある大仏殿あるが、遠景の大仏殿のシルエットは独特で美しいと思う。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8 ランキング参加中写真・カメラ…

東大寺境内で見かけた黒猫

早朝の東大寺境内にて 東大寺境内で見かけた黒猫。三月堂付近で見かけこの辺りまで歩いてきたようであった。鹿だけでなく猫にも会えるとは思わなかった。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8 ランキング参加中写真・カメラ 人気…

早朝の東大寺鐘楼にて

早朝の東大寺鐘楼にて 東大寺の鐘楼はその特徴ある建築様式と大きさでよく知られている。重さ26.3トンもある梵鐘(国宝)は東大寺創建当初のもので、鐘声の振幅は非常に長く、「奈良太郎」と愛称され、日本三名鐘のひとつにも数えられている。写真はその鐘楼…

東大寺三月堂への石階段

東大寺三月堂への階段 東大寺二月堂に隣接している建造物が三月堂(法華堂)である。三月堂は写真正面の奥に写っている。奈良時代の創建当初からの建造物の一つであり、屋根の造りからも分かるように鎌倉時代に増築している痕跡が残っている。三月堂への石階…

東大寺二月堂仏餉屋の陰影

東大寺二月堂界隈 写真は、東大寺二月堂の舞台から降りたすぐ先にある建造物である。鎌倉時代の建立と言われ、二月堂仏餉屋 (ぶっしょうや) という。二月堂での修二会中、仏餉 (仏に供える米飯) を調理する建物であり、御供所 (ごくうしょ) とも呼ばれる。早…

飯道神社から東大寺大仏殿を望む

飯道神社から東大寺大仏殿を望む 東大寺二月堂の境内には、一段高い場所に飯道(いひみち)神社がある。南東側の裏手に位置する小さな神社である。本社は滋賀県甲賀に鎮座される飯道神社といわれているが、起源についてはよく分からないようである。奈良時代…

早朝の東大寺二月堂(その4)

東大寺二月堂の舞台から見下ろした鹿たち 東大寺二月堂の舞台から見下ろしたワンシーン。鹿たちが芝刈りをしているみたいに見える。この舞台下に、よく鹿たちは芝を食べにくる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8 ランキング参…

早朝の東大寺二月堂(その3)

早朝の東大寺二月堂(その3) 東大寺二月堂は、東大寺の広い境内にあって、最も東に位置している。お水取り(修二会)の舞台として有名なこの二月堂は、1200年以上にわたってその儀式を絶やしたことがないという驚異的な歴史を持っている。また写真のように…

早朝の東大寺二月堂(その2)

早朝の東大寺二月堂(その2) 雨上がりのある日の早朝。東大寺二月堂の階段を下りたところに鹿が三頭いた。芝が雨に微かに濡れていて太陽光にきらきらと反射していたワンシーンである。使用レンズは久々に持ち出したLeitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。かつ…

早朝の東大寺二月堂(その1)

早朝の東大寺二月堂 写真はある雨上がりの霧の朝、東大寺二月堂にて撮影したもの。残念ながら霧は暖かな陽射しとともにみるみる消えてしまったが、柔らかい光を残したまま二月堂の石畳の階段を照らしていた。その時のワンシーン。 撮影機材:LeicaMMonochrom…

東大寺戒壇院にて

東大寺戒壇院をライカのエルマー35ミリレンズで撮影したシリーズ。美しい石畳の廊下と木扉の木の質感の対比が良い。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。

東大寺戒壇院の礎石と木柱

東大寺戒壇院の礎石。独特の意匠に形作られている。礎石の上に載せられている木柱は真四角に加工されていて全体のバランスが良い。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。

曇り空と東大寺戒壇院

四天王像で有名な東大寺戒壇院にて撮影した写真。この時は曇り空はモノクロームに合う雰囲気であった。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。

東大寺戒壇院へ向かう石階段にて

東大寺戒壇院へ向かう石階段の一つ。少し暗いシチュエーションであったが、エルマー35ミリレンズの黒の粘りが素晴らしい。階調の豊かなレンズだと感じる。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。