古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

法輪寺

Leitz Summitar 50mm f/2と大きなフード

Black Canon 7+Leitz Summitar 50mm f/2に大きなSOOPDフード 本当に大きなフードである。最近手に入れた戦前のLeitz Summitar 50mm f/2レンズには、以前からこの巨大な箱のようなフードが用意されていることを知っていたが、「SOOPD」と呼ばれる専用の折り畳…

法隆寺西院伽藍東回廊の陰影

法隆寺西院伽藍東回廊の陰影 ズマリット50ミリレンズを持ち出して、斑鳩三寺を撮影した日の写真。法起寺→法輪寺→法隆寺と廻ったが、一つ一つの寺院間の距離があるため、じっくり巡ると半日では足りないくらいである。法隆寺には夕方に着いたため、ちょうど陰…

法隆寺東院伽藍から法輪寺への道

法隆寺東院伽藍から法輪寺への道 法隆寺東院伽藍から法輪寺へは歩いて10分~15分ほどかかる。法起寺へはさらに歩いて10分はかかる。写真は法隆寺東院伽藍の四脚門を出て法輪寺へ向け北へ進む道である。斑鳩の有名な三つの寺院(法隆寺・法輪寺・法起寺)は、…

今週のお題「好きな街:斑鳩」

今週のお題は「好きな街」である。最近ずっと写真を撮り続けている「斑鳩」がそのお題にあてはまると思う。斑鳩には法隆寺・法輪寺・法起寺という「斑鳩三塔」とよばれる三重塔や五重塔を持つ三つの飛鳥時代からの寺院が存在する。いずれも距離的には離れて…

法輪寺から旧中宮寺跡へ

法輪寺から旧中宮寺跡へ 雨の日に撮影した法輪寺から旧中宮寺跡への道。奈良らしい風景が続く、地元の人がよく使っている道で、あまり知られていない散策に良い道である。南東に川沿いに進んでいくとやがて旧中宮寺跡に着くことができる。 撮影機材は、Leica…

雨の法輪寺三重塔遠景

雨の法輪寺三重塔遠景 法輪寺南門から南へ下って、旧中宮寺跡へ向かう道。手前には藁が濡れないように大きなビニールがかぶせてある。この道から見る法輪寺もなかなか良い。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人気ブ…

法輪寺南門前の桜と三重塔

法輪寺南門前の桜と三重塔 法輪寺南門を出るとすぐに桜の古木がある。写真のように一部枯れてしまっているが、まだまだ立派な桜の花を咲かしていた。既に桜が散ってしまい、青い若葉が顔を出している季節になってしまったが、この古都の名残を感じさせる桜の…

雨の法輪寺境内にて

雨の法輪寺境内にて 法輪寺講堂側から南門を撮影。石灯籠が手前に見える。雨の日の法輪寺境内の様子。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人気ブログランキング

法輪寺三重塔の心礎

法輪寺三重塔の心礎 雨の日の法輪寺シリーズ。写真は三重塔の心礎である。ただしレプリカであって、本物は再建された三重塔の基壇の中心に据えられている。雨の日のエルマリートC40mmレンズの描写が美しい。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elma…

雨の法輪寺と松の木(その2)

雨の法輪寺と松の木(その2) 雨に濡れた松の木はモノクローム写真ではとても絵になると感じる。細い松の葉にしがみついているようにも見える雨の雫。背景の三重塔ともに和の雰囲気を感じる。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/…

雨の法輪寺と松の木(その1)

雨の法輪寺と松の木 雨の日に法輪寺で撮影した写真。松の木に細かく雨の雫が溜まっているシーンが印象的だった。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人気ブログランキング

雨の日の法輪寺と桜(その2)

雨の日の法輪寺と桜(その2) 雨の日の法輪寺と境内の桜第二弾。撮影は、LeicaMMonochrom(Typ246)とLeitz Elmarit-C 40mm f/2.8を使っているが、このレンズの独特の滲みが中央部の一輪の桜によく表現されている。しっかりこのレンズの開放絞りでは、被写体…

雨の日の法輪寺鐘楼

雨の日の法輪寺鐘楼 雨の日の法輪寺鐘楼。この鐘楼は本当に小さく目立たないが、桜が加わると華やかになる。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人気ブログランキング

雨の日の法輪寺と桜

雨の日の法輪寺と桜 そろそろ桜も終わりに近づいてきたこの頃。写真は少し前に雨の日に訪れた法輪寺境内の様子。雨の雫の滴る桜が美しかった。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人気ブログランキング

法輪寺遠景と三重塔再建物語

法輪寺遠景 法隆寺から法輪寺へ向かう際に必ずここを通る参道。法輪寺南門と三重塔を遠くから眺めることができるワンシーン。木々に三重塔の足元が少し隠れてしまうが、肉眼ではシルエットがとても美しく感じる場所である。 法輪寺は、三井の里にあり(「み…

法輪寺名の入った軒丸瓦

法輪寺と刻まれた軒瓦 法輪寺の南門沿いの土壁に法輪寺名の軒瓦が並んでいる。別名三井寺とよばれる法輪寺。この界隈の三井集落の方々が慣れ親しんでいる寺院、それが法輪寺である。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。…

法輪寺三重塔でElmar 35mm f/3.5レンズとElmarit-C 40mm f/2.8レンズを撮り比べ(その2)

法輪寺三重塔(エルマー35mmレンズ) 法輪寺三重塔を二つのレンズで撮り比べた写真。前回の記事と同じ構図、同じソフトでの全く同じ数値ではないが、似たような階調補正を施した。上の写真は、撮影機材はライカMMonochrom(Typ246)とLeitz Elmar 35mm f/3.5レ…

法輪寺金堂の鬼瓦

法輪寺金堂の鬼瓦 法輪寺金堂の鬼瓦を撮影。モノクロームの空に描かれた金堂の屋根の反りとシルエットが美しい。鬼瓦は三つ見えている。鬼瓦は魔除けとしての役割だけではなく「雨仕舞い(あめじまい)」の役割もあるようである。 雨仕舞いとは、雨水を排水…

法輪寺境内にある石仏たち

法輪寺境内の石仏たち 法輪寺境内には地蔵堂や妙見堂といった特色ある建造物がみられる。地蔵堂は、江戸時代の建物で、鎌倉時代末の石造りのお地蔵様を祀っている。8月24日の地蔵盆には、この周辺の三井集落の方々がお参りにやってくるという。写真のレリー…

法輪寺に咲く早咲きの桜

法輪寺に咲く早咲きの桜 大変小柄な桜の木が法輪寺金堂横にある。早咲きの桜がひっそりと咲いていて感動した。背景は三重塔で、写真を撮るにはちょうどいい高さであった。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人気ブロ…

法輪寺界隈の町並み(その3)

法輪寺界隈の町並み(その3) 法輪寺界隈の民家から望む法輪寺三重塔。この塔は太平洋戦争末期の昭和19年(1944年)7月に落雷によって焼失し、その後再建されたものである。焼失前は、最大で最古の三重塔として明治時代より国宝指定を受けていた建造物であ…

法輪寺界隈の町並み(その2)

法輪寺界隈の町並み 法輪寺界隈の町並みの続き。奥に見える昔ながらの家の造りが目を惹く。複雑に入り組んだこの周辺の地域の散策もなかなか面白いと感じた。因みに法輪寺については、世界遺産に指定されていない。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Lei…

法輪寺界隈の町並み(その1)

法輪寺界隈の古い町並み 斑鳩の里、法輪寺界隈の古い町並み。道が細く、時代小説に出てきそうな城下町の一角のような雰囲気のある場所。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leica Summicron 50mm f/2(4th)である。 人気ブログランキング

法輪寺の軒瓦

法輪寺の軒瓦 斑鳩の法輪寺は別名「三井寺」ともよばれる。そのため、法輪寺周囲の土壁の軒瓦には「三井寺」の文字がみられる。歴史を感じる興味深い部分である。写真は壁のコーナーにあたる部分である。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leica Summicr…

法輪寺にて

斑鳩の法輪寺にて 法起寺から約10分ほど歩くと法輪寺に至る。この寺院にも三重塔がある。写真は法輪寺南門前の「下馬」と刻まれた石碑である。「下馬」とは下馬評の「げば」である。ここより先に進む者は馬や乗り物から降りるようにという意の下馬石(下乗石…