古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

本薬師寺東塔跡の礎石群(その2)

本薬師寺東塔跡の礎石群(その2) 本薬師寺東塔跡のシリーズの続き。今は礎石しか残されていないが、礎石の上に巨大な木材を載せ、ズレないような工夫がこの礎石の加工跡に見て取れる。先人たちの技術力の高さに感心してしまう。撮影機材は、LeicaMMonochro…

本薬師寺東塔跡の礎石群(その1)

本薬師寺東塔跡の礎石群(その1) 本薬師寺東塔跡の礎石群の一つ。全部で12個ほどの礎石がこの周辺に並んでいる。いずれも人の手で加工されている痕跡が残っている。現在の西ノ京の薬師寺東塔の原型がこの場所に建っていたかと思うと、時間の大きな流れと…

本薬師寺跡から畝傍山を望む

本薬師寺跡から見た畝山 本薬師寺の東塔跡から畝山を望む。この日は雲の広がりがいい感じであった。畝傍山は、耳成山、天香具山とともに、藤原京を守護する大和三山の一つであった。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summilux 35mm f/1.4(2nd)である。藤…

本薬師寺東塔跡の心礎

本薬師寺東塔跡の心礎 本薬師寺金堂の礎石群から少し離れた場所に、東塔跡がある。ここには写真中央の東塔の心礎が残されている。本薬師寺西塔の心礎と違い、こちらには心柱を嵌め込む大きな穴が設けられている。石の素材からしても西塔のものとは違っている…

本薬師寺の礎石群(その3)

本薬師寺の礎石群(その3) 本薬師寺の礎石群シリーズ。どの礎石にもそれぞれの表情があり興味深いものである。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summilux 35mm f/1.4(2nd)である。 人気ブログランキング

本薬師寺の礎石群(その2)

本薬師寺の礎石群(その2) 本薬師寺の礎石群。おそらく金堂のものと思われる礎石の一つに太陽光が反射したシーン。12月の時期の冬の太陽光は強過ぎずいい感じである。もちろんSummilux 35mm f/1.4(2nd)レンズの描写の素晴らしさも見逃せない。撮影機材は…

本薬師寺の礎石群(その1)

本薬師寺の礎石群 本薬師寺へは、近鉄畝傍御陵前駅を東へ進んで約15分ほどのところにある。藤原京に都が置かれていた白鳳時代の薬師寺が、この本薬師寺である。現在は写真のような金堂や東塔、西塔の礎石群しか残っていない。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Ty…

本薬師寺の西塔跡にて

本薬師寺の西塔跡 手前に見えるのが本薬師寺の西塔の跡。今は心礎しか残っていない。発掘調査によれば、これは奥に見えている大きなクスノキの木が立っている東塔跡に残る心礎とは石の種類が違っていて、後から据えられたもののようである。この心礎には丸い…

LeicaMMonocrom(Typ246)+NOKTON vintage line 50mm f/1.5 Aspherical VMレンズ

LMM(Typ246)+NOKTON Vintage Line 50mm f/1.5レンズ 最近のお気に入りレンズは、LeicaMMonocrome+NOKTON Vintage Line 50mm f/1.5レンズの組み合わせである。シルバーの鏡胴がオリジナルのNOKTON 50mm f/1.5に近いイメージであるが、ブラックの鏡胴もなか…

薬師寺境内の枯れ紅葉

薬師寺境内の枯れ紅葉 秋の紅葉の季節も過ぎて、すっかり冬景色に変わりつつある境内。綺麗だった紅葉もすっかり色褪せている。そんな枯れた紅葉に日が射し込んでいるワンシーン。奥には薬師寺東院堂の一部が写っている。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246…

薬師寺の中門の木柱

薬師寺中門の木柱 薬師寺中門の木柱の一つを撮影。境内にあっては、比較的新しい柱であるが、それでも既に30年以上は経過していると思われ、朱塗りの部分が剥げてきている。その経年変化もモノクロームでは美しいと感じてしまう。Jupiter-8 50mm f/2レンズの…

薬師寺回廊木扉の閂

薬師寺回廊木扉の閂 薬師寺の西塔近くにある回廊の木扉の閂を撮影。朱色の扉が、モノクロームでは、落ち着いたグレー色に統一される感じがある。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50mm f/2である。 人気ブログランキング

薬師寺中門に置かれた線香

薬師寺中門に置かれた線香 撮影は薬師寺中門にて。大きな香炉にお線香を手向ける場所。それが流儀なのか、お線香の束を取り、そのまま火をつけて手向ける方がおられた。香炉が巨大なだけにその方がバランスが取れていると感じた。撮影機材は、LeicaMMonochro…

薬師寺境内に置かれた礎石群

薬師寺境内の礎石群 薬師寺の與樂門をくぐって真っすぐ進み、左へ曲がってさらに進むと東僧房の向こうに写真の礎石群が置かれている。説明書きが何もないので、この礎石群は、どの建造物のものなのか知らない。まだ復興できていない往年の建造物があり、その…

雨上がりの薬師寺境内にて

雨上がりの薬師寺境内にて 雨上がりの薬師寺境内を撮ったワンシーン。このレンズの背景のボケ味がなかなか良いと思う。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50mm f/2である。 人気ブログランキング

薬師寺の大燈籠から望む西塔

薬師寺西塔と大燈籠 薬師寺の大燈籠越しに西塔が重なる場所。西塔の横には大きな松が存在感を放つ。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50mm f/2である。 人気ブログランキング

薬師寺大講堂の木扉

薬師寺大講堂の木扉 釘隠しが整然と並んだ大講堂の扉。薬師寺境内にて撮影。撮影機材は、撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50mm f/2である。人気ブログランキング

雨上がりの薬師寺境内の松の葉

雨上がりの薬師寺境内の松の葉 モノクロームの写真を撮っていると、松の葉は被写体としてよく映えると感じる。特に雨のシーンの松の葉が個人的に好みである。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50mm f/2である。Jupiter-8 50mm f/2レンズは、ラ…

薬師寺金堂前の大きな灯籠

薬師寺金堂前の大きな燈籠 写真は薬師寺金堂の前に配置されている大きな燈籠である。東大寺の大仏殿の前にも同じような巨大な燈籠が置いてある。燈籠の側面のレリーフには美しく鮮やかな仏様が刻まれている。撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50…

『写真家ドアノー/音楽/パリ』展へ行ってきた

『写真家ドアノー/音楽/パリ』展のフライヤーとポストカード 先日、フランスの写真家ロベール・ドアノーの音楽に因んだモノクロームのゼラチン・シルバープリント作品約200点を展示する写真展へ行ってきた。1930年代から1990年代にかけて撮影されたものであっ…

薬師寺玄奘塔近くの建造物

薬師寺玄奘塔にて 薬師寺玄奘塔のメインの建造物は、法隆寺東院夢殿と形が似ている。デザイン的にバランスがとれていて大変美しい。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical 人気ブログランキング