古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

法隆寺

雨上がりの石階段

雨上がりの法隆寺西大門石階段 雨の日の法隆寺西大門付近を撮影。写真はNikkor P.C. 85mm f/2レンズで雨上がりの石階段を撮ったもの。形の違う石を組み合わせた部分をクローズアップ。85ミリレンズ独特の奥行となった構図。ボケ味もこのレンズはきれいだと感…

法隆寺五重塔と白梅

法隆寺五重塔と白梅 雨の日の法隆寺五重塔。前景には大講堂の東横に咲いている白梅である。雨の滴る白梅もなかなか美しいと感じたシーンであった。レンズはNikkor P.C. 85mm f/2を使ってみた。法隆寺の境内が広いため、使い勝手の良いレンズとなった。 撮影…

ライカレンズの魅力: Leitz Summaron 35mm f/3.5で見る世界

LMM(Typ246)+Leitz Summaron 35mm f/3.5レンズ このところいわゆるズマロン三半の愛称で呼ばれているLeitz Summaron 35mm f/3.5レンズを見直している。結構前にこのレンズを手に入れたものの、ズミクロン35ミリf/2の6枚玉やエルマー35ミリレンズなどを持ち…

法隆寺西院伽藍の歩廊にて

法隆寺西院伽藍の歩廊にて(Summaron 35mm f/3.5レンズ) 法隆寺西院伽藍の西側に位置する歩廊にて撮影。床面が少し斜めに傾いて見えるが、法隆寺の境内自体が再建時に丘陵を削った緩やかな斜面の上に築かれているため、実際に東西の歩廊を歩いてみると、水…

法隆寺三経院の木材の美しさ

法隆寺三経院にて撮影 法隆寺三経院にて撮影。この建造物の欄干の木材の曲線が美しい。以前同じようなシーンを法隆寺東室で撮影したが、その時のレンズElmarit-C 40mmレンズよりSummaron 35mmレンズの描写の方が相当優れていると感じた。 撮影機材:LeicaMMo…

法隆寺三経院付近の巨大な松の木

法隆寺三経院付近の巨大な松の木 法隆寺西大門をくぐって真っすぐ参道を進む。その途中で左手奥に西円堂という夢殿に似た建造物が見えてくる。そのまま左に曲がって進むと三経院が現れる。この三経院の手前に写真の巨大な松の木が聳え立ち、独特の幹の形を持…

法隆寺西大門から参道を望む

法隆寺西大門から参道を望む 藤ノ木古墳から法隆寺に着いて、まず最初にくぐるのが西大門である。写真奥には東大門が写っているが、はるか向こうに位置する。東大門をくぐると先には夢殿のある法隆寺東院伽藍が見えてくる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ24…

藤ノ木古墳から法隆寺への古くからの街並み

藤ノ木古墳から法隆寺への道 藤ノ木古墳から法隆寺へは歩いて5分~10分くらいで着くことができる。その行程では、細い道が続いており、斑鳩の古くからの街並みを感じることができる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5 人気ブログ…

藤ノ木古墳と法隆寺

藤ノ木古墳と法隆寺 奈良県の斑鳩町にある藤ノ木古墳。この古墳は法隆寺から歩いてすぐのところにある。今はすっかり整備されて写真のようにベンチがあり公園のようになっているが、1980年代に発掘される前までは、この古墳は果樹園のようになっていた。その…

500pxで久々に写真が売れた

写真投稿サイトである500pxで久々に写真が売れた。被写体は、法隆寺西院伽藍の中門にある金剛力士像(吽形)である。この時は、望遠レンズで撮影したため迫力ある写真が撮れた。この写真自体が売れたのが、二枚目である。 撮影機材:Sony Alpha a7+Sony FE 7…

Carl Zeiss Jena アルミ鏡胴ゾナー50mmf/1.5とf/2レンズを撮り比べ

アルミ鏡胴のゾナー50mmf/1.5とf/2レンズ 中古カメラ屋を巡っていたら、アルミ鏡胴のゾナー50mmf/1.5とf/2レンズを手に入れることができた。どちらも比較的廉価なレンズで、写りはとても良い。コスパのいいレンズと言える。ライカのM型カメラで使うには50ミ…

法隆寺西院伽藍西大門と春日古墳を望む

法隆寺西院伽藍西大門と春日古墳を望む 夕刻の閉門間近の法隆寺西院伽藍の西大門を望む。その奥には、被葬者が特定できていない春日古墳の登頂部が見えている。この古墳は、藤ノ木古墳よりも法隆寺に近い場所にあり、上宮王家の誰かが眠っているのではないか…

40mmビューファインダーを使ってみた

フォクトレンダーの40mmファンダーとLeitz Elmarit-C 40mm f/2.8レンズ 最近40ミリ用のビューファインダーを手に入れた。フォクトレンダーのものである。Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8を使うにあたっては、LMM(typ246)には40ミリのファインダー枠がないので重…

Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8で撮る法隆寺西院伽藍の東回廊

法隆寺西院伽藍東回廊にて ライツのElmarit-C 40mm f/2.8で撮影した法隆寺西院伽藍東回廊。40ミリは、50ミリよりさらにパースペクティブが強調され奥行きを感じる。35ミリだと少し横長になり過ぎる感じがあるが、40ミリは心地良い横幅である。ミラーレスカメ…

40mmで撮る法隆寺西院伽藍の回廊

法隆寺西院伽藍の回廊にて 東大寺での撮影以来、久々にElmarit-C 40mmレンズを持ち出して、法隆寺西院伽藍を撮影した。夕刻の法隆寺では、時間帯に合わせて拝観料を安くしてくれる。16時20分頃を過ぎると大宝蔵院の拝観も省かれた西院伽藍のみの750円の拝観…

モノクロームとCarl Zeiss Jena Sonnar 50mm f/1.5レンズ

モノクロームでのCarl Zeiss Jena Sonnar 50mm f/1.5レンズの写り 前回の記事でCarl Zeiss Jena Sonnar 50mm f/1.5レンズの魅力について、レンズ構成や古いカメラ雑誌からの引用で辿ってみた。実際にこのレンズの魅力はモノクロームにおいて発揮されると感じ…

雨の法隆寺西院伽藍にて

雨の法隆寺西院伽藍にて 大雨が降る中、中門付近から見渡したシーンである。石畳の雨による反射光も美しかった。ツァイスのゾナー50mmf/1.5レンズのモノクロームの描写は侮れないと感じる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Jena Sonnar 50m…

雨の法隆寺西院伽藍歩廊にて

雨の法隆寺西院伽藍歩廊にて この日の雨はすぐにはあがらず天気はぐずっていた。大宝蔵院へ百済観音像を見に行こうにも土砂降りでなかなか行く気がしなかった。しばし雨宿りをしたていたが、やはり止みそうになかったため、この後大宝蔵院へ移動した。中門の…

雨の法隆寺西院伽藍中門にて

雨の法隆寺西院伽藍中門にて 大雨の中の法隆寺西院伽藍中門にて撮影。雨に濡れた石畳の仄かな反射光が柔らかい。また雨中の法隆寺五重塔の基壇が背景に見え、手前の中門の柱との距離感も絶妙である。飛鳥の工人たちによる境内の配置には、創意工夫が随所に見…

法隆寺西院伽藍金堂前の松の木

法隆寺西院伽藍金堂前の松の木 法隆寺金堂前の松の木に雨が降りしきる。松の細い葉に乗った雨の水滴の反射光が美しいといつも思う。少し強すぎる雷雨であったが、松は臆することなく堂々と聳え立っていた。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Je…

雨が滴る法隆寺西院伽藍回廊にて

雨が滴る法隆寺西院伽藍回廊にて 降りやまない雨のシーンを中々ないチャンスだと思い、ひたすらLMMのシャッターを切る。写真は雨の滴にピントを合わせた。所有のアルミ鏡胴のゾナー50mmf/1.5レンズの写りはピントの合った部分は大変良いと感じる。周辺にい…

土砂降りの法隆寺南大門

土砂降りの中の法隆寺南大門 急な夕立に戸惑う修学旅行生たち。急いで法隆寺南大門を出ていく姿が見られた。観光バスへと戻るため、次々と南大門をくぐり奥へと消えていった。傘を持っていない修学旅行生も見られて気の毒であった。 撮影機材:LeicaMMonochr…

大雨の中の法隆寺西院伽藍境内

大雨の中の法隆寺西院伽藍境内 なかなかすぐには止まない大雨。次第に法隆寺西院伽藍全体の建造物をびっしょりと濡らしていく。みるみるうちに雨の量が増えていく。何か幻想的ですらあったワンシーン。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Jena S…

土砂降りの中の法隆寺西院伽藍

土砂降りの中の法隆寺西院伽藍 雨が相当激しく降ってきた。土砂降りの中の法隆寺西院伽藍である。奥には西側の回廊、中央には中門の柱群が見える。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Jena Sonnar 50mm f/1.5(旧RFコンタックス) 人気ブログラン…

夕立による大雨の中の法隆寺西院伽藍

夕立による大雨の中の法隆寺西院伽藍(500PXにアップ) この時も突然の夕立だった。法隆寺に着いた途端に大雨が降ってきた。土砂降りであった。そうそう撮れるシーンでもないので、夢中でシャッターを切る。雷が鳴り響く中、雨の滴る法隆寺西院伽藍歩廊を撮影…

法隆寺西院伽藍の歩廊にて(Carl Zeiss Sonnar 50mm f/1.5レンズとLeitz Xenon 50mm f/1.5レンズの描写比較)

法隆寺西院伽藍の歩廊にて(Carl Zeiss Sonnar 50mm f/1.5レンズ) 法隆寺西院伽藍の歩廊にて撮影した、Carl Zeiss Sonnar 50mm f/1.5レンズとLeitz Xenon 50mm f/1.5レンズの描写比較第二弾。ベルテレとトロニエ博士が鎬を削って編み出した銘玉の写りを追っ…

法隆寺中門の柱群を撮影(レンズ比較編)

法隆寺中門の柱群とエンタシス(Carl Zeiss Sonnar 50mm f/1.5レンズで撮影) 写真は以前も撮影したシーンであるが、今回はレンズを変えて、旧コンタックスレンジファインダー用のSonnar 50mm f/1.5を使用した。鏡胴がアルミの仕様のため持ち運びが軽く、LMM…

法隆寺西院眼伽藍中門と雨あがりの雲

法隆寺西院伽藍中門のシルエット 写真は法隆寺西院伽藍中門の屋根の部分である。背景は雨上がりの雲であり、水蒸気が登っていくようなイメージであった。モノクローム写真が映えるシーンでもある。斜め前にある金堂とは少しすずシルエットが違う形に見える。…

雨上がりの法隆寺境内参道の反射光

雨上がりの法隆寺境内参道の反射光 法隆寺参拝中の突然の雨は突然止み、太陽光が射し込んだ。境内参道の石畳に反射した光がとても印象的であった。雨上がりのシーンには、モノクロームがとても合っていると感じる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl …

雨雲と法隆寺金堂のシルエット

雨雲と法隆寺金堂のシルエット 雨が止んでしばらくは雨雲がどんよりと垂れこめ、境内を不思議な雰囲気に包んでいた。写真は法隆寺金堂のシルエットと雨模様の空を撮影。まだまだ雨を降らせそうな不穏な雰囲気を漂わせている。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ…