古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

法隆寺

上半期ふりかえり2025:ライカのカメラ編

今週のお題「上半期ふりかえり2025」で記事を書いてみる。以前の記事にも書いたように、所有しているライカMMonochrom(Typ246)というモノクローム写真専用機を購入してまる4年が経った。このカメラを使い始めてから自分なりに一つの節目を迎えたと感じてい…

法隆寺中門の大斗と肘木

法隆寺中門の組物と大斗 写真は法隆寺中門内の天井の組物を写したものである。いくつもの木材を組み合わせた複雑な構造をしている。中央の大斗とそれを掴むように支えている斗や肘木の構造が見事である。CADが無かった時代に古代の人たちが考え出した建造物…

新たな歴史の扉:春日古墳からのメッセージ

法隆寺境内にて西大門に向かって撮影 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summar 50mm f/2 法隆寺の近くにはいくつかの古墳が存在する。その中にあって最も知られているのは、藤ノ木古墳である。今回記事にするのは、藤ノ木古墳よりさらに法隆寺近い位…

Leitz Summar 50mm f/2レンズで撮る法隆寺歩廊

ズマール50mmレンズで撮影した法隆寺西院伽藍 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summar 50mm f/2 先日、Leitz Summar 50mm f/2レンズで法隆寺西院伽藍を撮影した。開放での写りを試したくて、歩廊のいくつかの場所で撮影をしてみた。アウトフォーカ…

再び法隆寺南大門にて

法隆寺西院伽藍南大門にて 藤ノ木古墳から法隆寺南大門までは歩いて10分もかからない。この古墳が上宮王家と深い関りがあるのは間違いない。久々に訪れた法隆寺南大門。この寺院での行事の内容もすっかり変わっていた。写真は南大門で撮影したイベントスケジ…

斑鳩と謎の貴公子達:藤ノ木古墳と斑鳩宮

藤ノ木古墳と斑鳩に眠る貴公子たち 2025(令和7)年は、藤ノ木古墳の発掘調査が行われてから40周年を迎える。かつてここは果樹園だったという。何でもない少し大きめの円墳にとてつもない大発見があった。それが有名な大型横穴式石室と未盗掘の石棺であった…

冬の法起寺遠景

斑鳩の法起寺遠景 12月~1月にかけての太陽光は大変柔らかくモノクローム写真には適した光だと感じる。今回の法起寺の撮影でも曇り空に近い天候だったが、時折太陽が見え隠れしてとても撮影には良い日和であった。 使ったライカのレンズはSummarit 50mm f/1.…

心に「うるおい」を与える法隆寺金堂四天王像

今週のお題は「うるおい」である。僕にとって心を癒される場の一つに法隆寺がある。飛鳥時代の建造物がそのまま残る寺院であり、先人たちの素晴らしい技術を感じずにはいられない空間である。特に興味深いのは法隆寺金堂である。建築様式は法隆寺境内の中で…

Leica Xenon 50mm f/1.5レンズとスタイリッシュなフード

Leica LMM(Typ246)+Leica Xenon 50mm f/1.5とHector 73mm f/1.9のフード 久々にLeica Xenon 50mm f/1.5レンズを持ち出して法隆寺を撮影した。この日は雨が降ってきて、いつもとは少し違う雰囲気の写真を撮ることができた。Xenon 50mm f/1.5レンズには高価な…

小川晴暘のモノクローム写真作品:「ちょっとした夢」

奈良県庁前で芝を食べる鹿たち 今週のお題「ちょっとした夢」。 少し前に久々に写真展を観に行ってきた。場所は奈良県立美術館で、あまり混むことがない穴場の美術館である。この近くには、奈良県庁がある。一枚目の写真は、奈良県庁前で芝をゆったりと食べ…

法隆寺西院伽藍中門の構造を考える

法隆寺西院伽藍中門にて撮影 法隆寺中門は構造的には珍しく、門のど真ん中に巨大な柱が立っている。かつては法隆寺を参拝するときには、中門から入っていたようである。現在は回廊の最も西側に拝観料を支払う場所があり、そこから境内に入っていく。現在の拝…

法隆寺と夏雲: HELIAR 40mm F2.8 Asphericalレンズの魅力

HELIAR 40mm F2.8 Asphericalレンズの外観 撮影に使うレンズでは、40mmという画角が個人的には35mmより好みである。レンズスタイルが、ライカのオールドレンズのようだと前回の記事で触れたコシナのHELIAR 40mm F2.8 Asphericalレンズだが、第一印象は、ライ…

台風の進路が大きく変化した

今後の台風の進路(ウェザーニュースより画像を引用) 予想進路が徐々に変わってきた。当初は本州横断だと思っていた台風の進路が、一旦和歌山沖に進路を変えたと思ったら、突如三重県に向けて、というか近畿圏に向け北上するようである。今回の台風は進むス…

台風が近づいてきた

雨の法隆寺回廊にて 久々のブログ更新。台風10号が近づいている。今回は大型で中心気圧が935hPaとされる。この写真は結構前に撮った法隆寺の境内であるが、数日後にはこのような大雨になるのであろう。そんなイメージを先行して載せている。どうか家屋の被害…

雨の日の法隆寺境内(梅花編)

雨の日の法隆寺境内(梅の花) そろそろ桜の季節だが、法隆寺境内の梅花が美しいと感じたワンシーン。大講堂の横、回廊の曲がり角にある梅の木である。雨の日の撮影のため、滴のしたたりも良かった。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Nikkor P.C. 85mm f/…

雨の日の法隆寺境内にて(経蔵付近)

雨の日の法隆寺境内にて 最近の休日は雨の日が多い。写真は法隆寺境内の経蔵付近で撮影したもの。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Nikkor P.C. 85mm f/2(LTM) 人気ブログランキング

雨上がりの石階段

雨上がりの法隆寺西大門石階段 雨の日の法隆寺西大門付近を撮影。写真はNikkor P.C. 85mm f/2レンズで雨上がりの石階段を撮ったもの。形の違う石を組み合わせた部分をクローズアップ。85ミリレンズ独特の奥行となった構図。ボケ味もこのレンズはきれいだと感…

法隆寺五重塔と白梅

法隆寺五重塔と白梅 雨の日の法隆寺五重塔。前景には大講堂の東横に咲いている白梅である。雨の滴る白梅もなかなか美しいと感じたシーンであった。レンズはNikkor P.C. 85mm f/2を使ってみた。法隆寺の境内が広いため、使い勝手の良いレンズとなった。 撮影…

ライカレンズの魅力: Leitz Summaron 35mm f/3.5で見る世界

LMM(Typ246)+Leitz Summaron 35mm f/3.5レンズ このところいわゆるズマロン三半の愛称で呼ばれているLeitz Summaron 35mm f/3.5レンズを見直している。結構前にこのレンズを手に入れたものの、ズミクロン35ミリf/2の6枚玉やエルマー35ミリレンズなどを持ち…

法隆寺西院伽藍の歩廊にて

法隆寺西院伽藍の歩廊にて(Summaron 35mm f/3.5レンズ) 法隆寺西院伽藍の西側に位置する歩廊にて撮影。床面が少し斜めに傾いて見えるが、法隆寺の境内自体が再建時に丘陵を削った緩やかな斜面の上に築かれているため、実際に東西の歩廊を歩いてみると、水…

法隆寺三経院の木材の美しさ

法隆寺三経院にて撮影 法隆寺三経院にて撮影。この建造物の欄干の木材の曲線が美しい。以前同じようなシーンを法隆寺東室で撮影したが、その時のレンズElmarit-C 40mmレンズよりSummaron 35mmレンズの描写の方が相当優れていると感じた。 撮影機材:LeicaMMo…

法隆寺三経院付近の巨大な松の木

法隆寺三経院付近の巨大な松の木 法隆寺西大門をくぐって真っすぐ参道を進む。その途中で左手奥に西円堂という夢殿に似た建造物が見えてくる。そのまま左に曲がって進むと三経院が現れる。この三経院の手前に写真の巨大な松の木が聳え立ち、独特の幹の形を持…

法隆寺西大門から参道を望む

法隆寺西大門から参道を望む 藤ノ木古墳から法隆寺に着いて、まず最初にくぐるのが西大門である。写真奥には東大門が写っているが、はるか向こうに位置する。東大門をくぐると先には夢殿のある法隆寺東院伽藍が見えてくる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ24…

藤ノ木古墳から法隆寺への古くからの街並み

藤ノ木古墳から法隆寺への道 藤ノ木古墳から法隆寺へは歩いて5分~10分くらいで着くことができる。その行程では、細い道が続いており、斑鳩の古くからの街並みを感じることができる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5 人気ブログ…

藤ノ木古墳と法隆寺

藤ノ木古墳と法隆寺 奈良県の斑鳩町にある藤ノ木古墳。この古墳は法隆寺から歩いてすぐのところにある。今はすっかり整備されて写真のようにベンチがあり公園のようになっているが、1980年代に発掘される前までは、この古墳は果樹園のようになっていた。その…

500pxで久々に写真が売れた

写真投稿サイトである500pxで久々に写真が売れた。被写体は、法隆寺西院伽藍の中門にある金剛力士像(吽形)である。この時は、望遠レンズで撮影したため迫力ある写真が撮れた。この写真自体が売れたのが、二枚目である。 撮影機材:Sony Alpha a7+Sony FE 7…

Carl Zeiss Jena アルミ鏡胴ゾナー50mmf/1.5とf/2レンズを撮り比べ

アルミ鏡胴のゾナー50mmf/1.5とf/2レンズ 中古カメラ屋を巡っていたら、アルミ鏡胴のゾナー50mmf/1.5とf/2レンズを手に入れることができた。どちらも比較的廉価なレンズで、写りはとても良い。コスパのいいレンズと言える。ライカのM型カメラで使うには50ミ…

法隆寺西院伽藍西大門と春日古墳を望む

法隆寺西院伽藍西大門と春日古墳を望む 夕刻の閉門間近の法隆寺西院伽藍の西大門を望む。その奥には、被葬者が特定できていない春日古墳の登頂部が見えている。この古墳は、藤ノ木古墳よりも法隆寺に近い場所にあり、上宮王家の誰かが眠っているのではないか…

40mmビューファインダーを使ってみた

フォクトレンダーの40mmファンダーとLeitz Elmarit-C 40mm f/2.8レンズ 最近40ミリ用のビューファインダーを手に入れた。フォクトレンダーのものである。Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8を使うにあたっては、LMM(typ246)には40ミリのファインダー枠がないので重…

Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8で撮る法隆寺西院伽藍の東回廊

法隆寺西院伽藍東回廊にて ライツのElmarit-C 40mm f/2.8で撮影した法隆寺西院伽藍東回廊。40ミリは、50ミリよりさらにパースペクティブが強調され奥行きを感じる。35ミリだと少し横長になり過ぎる感じがあるが、40ミリは心地良い横幅である。ミラーレスカメ…