古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

法隆寺経蔵奥の連子窓

法隆寺経蔵奥の連子窓 法隆寺経蔵奥の連子窓を撮影。回廊のコーナーにあたる部分。ここにも夕刻にきれいな光が差し込む。撮影には、久々にSummilux 35mm f/1.4レンズを使用した。開放値での独特な滲みが、西日柔らかくしているように感じたワンシーン。 撮影…

法隆寺回廊にて(その8)

法隆寺回廊にて(その8) 夕刻の法隆寺回廊にて撮影。連子窓の陰影が美しい。16時を過ぎたころからは、東院伽藍の拝観料を削った、西院伽藍と大宝蔵院の拝観だけのチケットに切り替わる。その拝観料は1200円、普段は東院伽藍を入れた1500円となっている。安…

法隆寺大講堂内の木扉

法隆寺大講堂内の木扉 写真は法隆寺大講堂の入り口である。中には巨大な薬師三尊像が鎮座し、四隅には四天王像が配置されて、薬師三尊を守護しているように見えた。開かれた木扉群が奥行きを感じさせる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+NOKTON classic …

法隆寺境内の桜の葉

法隆寺境内の桜の葉 法隆寺境内の桜の葉。春の桜の美しい季節も良いが、大きくて青々とした桜の葉も被写体として好みである。大きめの綺麗な形の桜の葉をNOKTON classic 40mm f/1.4レンズ(シングル・コーティング)で撮影した。今回は撮り比べの記事の時のf…

法隆寺境内でNOKTON classic 40mm f/1.4レンズとElmarit-C 40mm f/2.8レンズを撮り比べ(その2)

NOKTON classic 40mm f/1.4レンズで撮影した法隆寺回廊の巨大柱 Elmarit-C 40mm f/2.8レンズで撮影した法隆寺回廊の巨大柱 前回の記事の続きで、場所を変えて法隆寺回廊で撮影してみた。巨大柱をメインの被写体にして、絞りをElmarit-C 40mm f/2.8の開放値で…

法隆寺境内でNOKTON classic 40mm f/1.4レンズとElmarit-C 40mm f/2.8レンズを撮り比べ(その1)

法隆寺のクラウドファンディングが始まって約一か月、目標の2000万円を大幅に超える約7倍の1億4000万円となった。世界遺産であるという知名度とともに、古刹を大切に保存したいという全国の方々の気持ちが込められた素晴らしい支援金額だと思う。 その法隆寺…

法隆寺五重塔の礼拝石

法隆寺五重塔の礼拝石 雨上がりの日に撮影した、法隆寺五重塔の礼拝石。どういった経緯でこの場所にあるのか不明。礼拝石上部の水溜まりが目に留まって撮影したシーン。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+NOKTON classic 40mm f/1.4(SC)である。 人気ブロ…

法隆寺中門から望む南大門

法隆寺中門から望む南大門 NOKTON classic 40mm f/1.4レンズを購入してから三例目の写真。この写真では開放のf/1.4で撮影。ボケ味もエルマー35mmとは違って大変美しいと感じる。奥に見えるのは法隆寺南大門である。手前には中門の几帳が写っている。 撮影機…

法隆寺境内の桜の古木

法隆寺境内の桜の古木 いつも春になると法隆寺境内の写真の桜の木が、バックに連子窓を据えながら美しく花を咲かせる。この桜の木は背は低く、しかしどっしりとして趣のある古木である。写真奥の基壇の上に登ってこの桜の木を眺めると、ちょうど視線のいい高…

法隆寺金堂前の巨大な松

法隆寺金堂前の巨大な松 法隆寺金堂前の大きな松の木を南側の回廊から撮影。いつもここを通る度にその大きさに圧倒される巨木。今回は新しく手に入れたコシナのNOKTON classic 40mm f/1.4レンズで撮影した。このところ40mmの画角が自分ではお気に入りで、Sum…

法隆寺回廊にて(その7)

法隆寺回廊にて(その7) 奥行のあるこのシーンでは、50mmレンズよりも35mmレンズの方が構図としても良いと感じる。使用したエルマー35mmレンズは、木材の細かなディテールまでしっかりと描写している。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmar 35m…

法隆寺五重塔の二重基壇(エルマー35mmレンズ編)

法隆寺五重塔の二重基壇(続編①) 法隆寺五重塔の二重基壇(続編②) 法隆寺金堂と五重塔は二重基壇上に建っているという記事を随分前に載せたことがある。その際の撮影機材はライカM9であった。その後、機材をライカM9からライカMMonochrom(Typ246)へと変…

法隆寺中門の石畳

法隆寺中門と参拝者たち この写真は石畳の光の反射が美しいと思って撮影したシーンである。エルマー35mmレンズを使って撮影。法隆寺中門付近には、参拝者が複数いたので、一緒に映り込んでいる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmar 35mm f/3.5…

法隆寺回廊にて(その6)

法隆寺回廊にて(その6) エルマリート-C 40mmレンズではなく、よりコンパクトでシャープな写りをするエルマー35mmレンズで法隆寺回廊を撮影。やや西日が強めの時間帯であった。話は変わるが、現在、写真家の加納満さん主催の「エルマー35展」~7/17まで(at …

法隆寺中門の陰影

法隆寺中門の陰影 別の日に撮影した法隆寺中門の陰影。扉からの午後の光がまだこの季節は柔らかかった時期である。今は夏真っ盛り。日射しが強すぎて、写真を撮る意欲が湧かない…。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmar 35mm f/3.5レンズである。…

「40mm」という画角を考える(その2)

松の葉と法隆寺回廊 この写真は、法隆寺回廊をバックに撮影した松の葉である。奥にある連子窓の薄っすらとした採光が印象的なシーンであった。撮影機材は、ライカMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8レンズである。最近は40mmという画角が撮影に…

「40mm」という画角を考える(その1)

元興寺極楽堂にて撮影(撮影機材はSigma DP2Merrill、40㎜のレンズが付属) 京都府木津川市にある恭仁京跡の礎石を撮影(撮影機材はSigma DP2Merrill) 法隆寺の歩廊にて(撮影機材はLeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8) このところコシナ…

法隆寺の回廊にて(その5)

法隆寺の回廊にて(その5) 法隆寺の回廊のワンシーン。個人的には歩廊のこの位置が好きで何度も色々なレンズで撮影している。今回はエルマリート-C 40mmレンズで撮影。80センチまで寄れるのでぐっと近くなる。少しトリミングをしているので、さらに寄って…