古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

法隆寺南大門門扉の閂

法隆寺南大門門扉の閂 法隆寺南大門をくぐって裏側から見たワンシーン。長年大切に使われてきた閂の摩耗具合や経年変化により木目がくっきりと浮かび上がっているところが美しいと感じた。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8…

法隆寺南大門近くの土塀

法隆寺南大門近くの土塀 法隆寺の境内は大変広く、それを囲む土塀も相当長く続いていて高さもある。写真は法隆寺南大門とそれに続く境内の土塀を撮影したものである。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人気ブログラ…

法隆寺南大門にて

法隆寺南大門にて 法隆寺南大門に立札が置かれている。これから法隆寺で執り行われる行事の予定が墨字で書かれている。法隆寺の四季は様々な行事で彩られている。今回は久々に持ち出したズマロン三半で撮影。コーティングありのM型ズマロンレンズを使用。 撮…

Leica ⅢG ON Leica Summicron 50mm f/2(4th)

ライカⅢGと現行ズミクロン50mm f/2(4th)レンズ バルナック型ライカは、Leica Ⅰ(C型)を持っているのみであったが、距離計のないC型は、あまり撮影には使っておらず、僕の部屋ではオブジェのようになっている。今回、たまたま中古カメラ屋で見つけたⅢGは、状態…

法隆寺南大門の巨大柱(その2)

法隆寺南大門の巨大柱(その2) 法隆寺南大門にて撮影。前回の記事とは違う中央付近の柱である。この門をくぐると五重塔と中門が目に入ってくる。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人気ブログランキング

法隆寺南大門の巨大柱

法隆寺南大門の巨大柱 法隆寺南大門の巨大柱の一つ。大きな礎石に巨大な木柱が乗せられている。巨木の木目の美しさと礎石のアンバランスさが絶妙であると思う。背景は法隆寺の魅力の一つである土塀である。版築によって固められた大きく長い壁である。これだ…

法隆寺南大門にて

法隆寺南大門にて 法隆寺南大門にて撮影。法隆寺参道を抜けるとまずこの大きな門が待ち構えている。奥には法隆寺中門が見えている。このスケール感がたまらなく良い寺院である。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8である。 人…

法隆寺五重塔の基壇の側面

法隆寺五重塔の基壇については、以前に記事を書いた(「法隆寺五重塔の二重基壇」)。今回はライカM9ではなく、ライカMMonochrom(Typ246)と現行のSummicron 50mm f/2(4th)レンズを使って二重基壇の文様をテーマに撮影してみた。経年変化によりそれぞれに表情…

法隆寺参道にて

法隆寺参道にて 法隆寺参道にて撮影。この参道は大変距離が長く、左右の大きな松の木に迎えられ、とてもいい気分で南大門へと向かうことができる道である。撮影機材は、ライカMMonochrom(Typ240)とSummicron 50mm f/2(4th)レンズの組み合わせである。 人気ブ…

法隆寺境内の巨大な古木(その2)

法隆寺境内の巨大な古木(その2) 同じ古木を別の側面から撮影した写真。樹皮に刻まれた深い皺のような文様が、古都の歴史を感じさせる。法隆寺にこの古木ありという銘木であると思う。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summicron 50mm f/2(4th)である…

法隆寺境内の巨大な古木

法隆寺境内の巨大な古木 法隆寺境内に残る巨大な古木を撮影。年季の入ったクスノキである。まるでアート作品のようなこぶのような太い幹と根が特徴的である。法隆寺とともに同じ歴史を歩んできたこの古木には何かとても神聖なものを感じる。 撮影機材は、Lei…

法隆寺東側歩廊にて

法隆寺東側歩廊にて この場所は色々な方々が写真を撮っている有名な撮影スポットである。夕刻は木々の陰影が美しくとても雰囲気が良い。奥が法隆寺境内の出口にあたるところである。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summicron 50mm f/2(4th)である。 …

法隆寺回廊の白壁と木柱

法隆寺回廊の白壁と木柱 法隆寺回廊を支えている多くの巨大柱は、それぞれに個性がある。その木目の美しさや経年変化した白壁とのマッチングがとても良い。写真はそのワンシーンを撮影。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summicron 50mm f/2(4th)である…

法隆寺中門付近の回廊と連子窓

法隆寺回廊の連子窓 法隆寺中門付近の回廊と連子窓を撮影。独特な光の入り方をする連子窓の陰影の効果は、古代の人々の感性とその洗練された美意識によるものだと思う。回廊の連子窓は法隆寺の魅力の一つである。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summi…

法隆寺中門木扉と金具(その2)

法隆寺中門木扉と金具 法隆寺中門の木扉を側面から撮影した写真。木目と節と釘隠しのバランスが絶妙である。スミクロン50㎜レンズのシャープ過ぎない柔らかさが印象的な写りである。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summicron 50mm f/2(4th)である。 …

法隆寺中門木扉と金具

法隆寺中門木扉と金具 再び法隆寺中門に戻る。巨大柱はエンタシスの影響という説もある有名な場所であるが、その他のパーツも興味深い。写真は閂を差し込む金具である。形もユニークである。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summicron 50mm f/2(4th)で…

法隆寺東側回廊の巨大柱

法隆寺東側回廊の巨大柱 場所をさらに移して、東側の回廊で撮影した巨大柱。前回と似たような構図。しかし、光の当たり方が良いと思えたワンシーン。この時は観光客が少なく、比較的静寂な中での撮影となった。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summicr…

法隆寺中門の巨大柱(その2)

法隆寺中門の巨大柱(その2) 前回と少し違う位置から撮影した法隆寺中門の巨大な木柱。木目の個性とその陰影が印象的であった。撮影機材には、今回もLeicaMMonochrom(Typ246)+Summicron 50mm f/2(4th)を使用。このレンズは、黒の階調が豊かで素晴らしいと…

法隆寺中門の巨大柱

法隆寺中門の巨大柱 法隆寺の西院伽藍は、法隆寺式と呼ばれ、金堂と塔が並列に並ぶ。そして伽藍の外枠を回廊がぐるっと囲んだ構成となっている。南に中門と南大門が並ぶが、写真は中門の伽藍内側にあたる部分の巨大な木柱である。古木の雰囲気や木目が美しく…

法隆寺中門金剛力士像(吽形)

法隆寺中門金剛力士像(吽形) 法隆寺中門金剛力士像(吽形)のポートレート。モノクロームだとより木の質感が描写されていると感じる。手の表現またはそこから滲み出る表情が素晴らしい。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summicron 50mm f/2(4th)であ…

今週のお題「好きな街:斑鳩」

今週のお題は「好きな街」である。最近ずっと写真を撮り続けている「斑鳩」がそのお題にあてはまると思う。斑鳩には法隆寺・法輪寺・法起寺という「斑鳩三塔」とよばれる三重塔や五重塔を持つ三つの飛鳥時代からの寺院が存在する。いずれも距離的には離れて…

法隆寺東大門前への道と土塀

法隆寺東大門前への道と土塀 天満池から法隆寺東大門へ向かう道。法隆寺北一丁目の街区表示板を過ぎて真っすぐ南へ進むと法隆寺周辺の土塀が続く道へとつながる。この辺りは奈良県景観資産として知られ、古都の名残を感じる場所である。 撮影機材は、LeicaMM…

法隆寺北一丁目

法隆寺北一丁目 法輪寺から天満池を通り、法隆寺境内へ向かう途中の道。法隆寺北一丁目という街区表示板が目に入る。背景には五重塔と金堂の屋根。もうすぐ法隆寺である。 撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summicron 50mm f/2(4th)である。 人気ブログ…

『オールドレンズ銘玉セレクション (玄光社MOOK)』を購入&レビュー

『オールドレンズ銘玉セレクション』とLeica C型カメラ 最近たまたま本屋で見かけた『オールドレンズ 銘玉セレクション (玄光社MOOK)』〔上野由日路著〕を購入した。手に取ってみるとずっしりとボリュームのある本で、読み応えがあった。ミラーレスカメラで…