古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

Hasselblad

写真家鬼海弘雄さんを偲ぶ

鬼海弘雄さんのエッセイ集と僕のハッセルブッラドカメラ(500C/M) 昨年(2020年)10月19日未明、写真家の鬼海弘雄さんが他界された。鬼海弘雄さんについては、東京・浅草寺で撮られた独特なポートレイトが有名である。僕が鬼海さんに興味を持ったのは、ハッセ…

耳成山遠景

藤原京は、持統・文武・元明と三代の天皇の時代に使われた都で、かつては藤原宮跡がどこにあったかという長い論争がなされた時期があった。『萬葉集』に収録された「藤原御井歌(みいのうた)」によれば、藤原宮が耳成山・畝傍山・香具山の大和三山に囲まれ…

薬師寺東塔について

本薬師寺跡の記事の関連で、今回は薬師寺東塔についてである。先日,国宝・薬師寺東塔(奈良時代)を覆っていた素屋根の撤去作業が進められ、解体修理を終えつつある薬師寺東塔の美しい姿が公開された。また一部覆われるところも出てくるようであるが、僕に…

本薬師寺跡と万葉歌碑

本薬師寺跡は、藤原京時代の薬師寺の境内の一部が残っている場所である。その後,平城京遷都とともに,現在の西ノ京の薬師寺のある場所へ移転した。現在の本薬師寺跡にはいくつかの本堂の礎石が残されているのみである。その並べられた礎石を見るたびに僕は…

新薬師寺について

奈良時代、聖武天皇の后である光明皇后は春日山中に香山堂(こうぜんどう、または香山寺)という山林寺院を建てていたが、その後それを山麓の平地伽藍へと発展させ、七仏薬師像を本尊とする新薬師寺(香山薬師寺・香薬寺)を創建した。当初の新薬師寺は壮大…

東大寺境内のシダの葉

東大寺境内には、実に様々な植物が生息している。長い間保存されてきた地区だけに、樹齢何百年という木々も少なくない。僕がとても気になったのが、写真にあるシダの葉の群生。緑色の美しさも良かったのだが、モノクロームフィルムで撮るとさらに色情報が抜…

古都の名残を求めて

最近夢中になっているカメラは「ハッセルブラッド」。中古で手に入れたフィルムカメラはハッセルブラッド社の「503CX」。ブローニーフィルムをマガジンに詰め、奈良を中心に撮影をしている。古都藤原京、平城京の名残を求めて撮影をしていくつもりである。被…