古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年もあとわずか(2023年)

東大寺境内の大仏池にて 今年もあとわずかになった。年末は東大寺へ参拝。参道の途中で鹿たちに出会ったワンシーン。一年の色々な思いを振り返る良い機会となった。法隆寺もそうだが、古刹の独特な雰囲気が心をとても落ち着かせてくれる。コロナ禍の頃に比べ…

Leitz Summitar 50mm f/2と大きなフード

Black Canon 7+Leitz Summitar 50mm f/2に大きなSOOPDフード 本当に大きなフードである。最近手に入れた戦前のLeitz Summitar 50mm f/2レンズには、以前からこの巨大な箱のようなフードが用意されていることを知っていたが、「SOOPD」と呼ばれる専用の折り畳…

500pxで法起寺三重塔の写真が再び売れた

以前の記事に法起寺三重塔の写真が売れたと載せたことがあったが、再び同じ写真が写真投稿サイト500pxで売れていた。これで3枚目となった。 機材は随分前に使っていた初代Sony Alpha a7でレンズはセットで付いていたSony FE 28-70mm f/3.5-5.6 OSSレンズで…

冬の法起寺三重塔

冬の法起寺三重塔 法起寺境内の周りには田園地帯が広がっている。周りを歩きながら撮影をしていると古都の雰囲気を味わうことができる。少しだけ遠目に眺めた法起寺三重塔。ススキが太陽光に反射して綺麗だと感じたワンシーン。今回はライツのSummitar 50mm …

冬の法起寺

冬の法起寺 すっかり冬の季節になってしまったこの頃。今日も寒い一日であった。法起寺三重塔も寒々とした田園地帯にあり、より冬らしさを感じる場所でもある。紅葉と遠景に法起寺三重塔。レンズはNikkor 85mm f/2である。遠景のボケ味もなかなか良い。 撮影…

500pxで久々に写真が売れた

写真投稿サイトである500pxで久々に写真が売れた。被写体は、法隆寺西院伽藍の中門にある金剛力士像(吽形)である。この時は、望遠レンズで撮影したため迫力ある写真が撮れた。この写真自体が売れたのが、二枚目である。 撮影機材:Sony Alpha a7+Sony FE 7…

Carl Zeiss Jena アルミ鏡胴ゾナー50mmf/1.5とf/2レンズを撮り比べ

アルミ鏡胴のゾナー50mmf/1.5とf/2レンズ 中古カメラ屋を巡っていたら、アルミ鏡胴のゾナー50mmf/1.5とf/2レンズを手に入れることができた。どちらも比較的廉価なレンズで、写りはとても良い。コスパのいいレンズと言える。ライカのM型カメラで使うには50ミ…

池に映る法起寺三重塔

LeicaMMonochrom(Typ246)+Nikkor P.C. 85mm f/2(LTM)で撮影 以前は50ミリレンズで撮影した池に映る法起寺三重塔。今回はNikkorの85ミリレンズを使ってみた。やはり望遠レンズの描写の方が、池に映る塔の姿に迫力がある。 LeicaMMonocrom(Typ246)+NOKTON vin…

法起寺三重塔に見られる卍崩しの高欄

法起寺三重塔の構造 法起寺三重塔を少しアップで撮ってみた。現存する三重塔ではこの法起寺のものが日本最古である。写真の二層目に見られる卍崩しの高欄は法隆寺の五重塔と同じ構造である。その他の部分でも、前々回の記事で紹介した雲肘木など法起寺三重塔…

法起寺三重塔と柿の木

法起寺三重塔と柿の木 法起寺三重塔と柿の木を撮影。三重塔正面から左手にたくさんの柿をつけた大きな木が立っている。85mmレンズでは、やや窮屈な構図となってしまう。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Nikkor P.C. 85mm f/2(LTM) 人気ブログランキング

法起寺三重塔の雲肘木

法起寺三重塔の雲肘木 飛鳥時代の特色ある建築部材である「雲肘木」。法起寺三重塔の各層を支える重要な部材であり、見た目も美しい。古都奈良の意匠の中に意外によく目にするのが「雲」である。写真の雲肘木のみならず、正倉院などに納められている品々にも…