古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

40mmで撮る法隆寺西院伽藍の回廊

法隆寺西院伽藍の回廊にて

東大寺での撮影以来、久々にElmarit-C 40mmレンズを持ち出して、法隆寺西院伽藍を撮影した。夕刻の法隆寺では、時間帯に合わせて拝観料を安くしてくれる。16時20分頃を過ぎると大宝蔵院の拝観も省かれた西院伽藍のみの750円の拝観料となる。通常が1500円なので、この時点で半額となる。さて、Elmarit-C 40mmレンズの写りであるが、一言でいうとよくは写らない欠点だらけの特徴のないレンズであるが、写真全体のほんわかした柔らかさは、他のレンズもなかなか真似できないものがある。法隆寺回廊をできるだけシンメトリックに撮ってみたのだが、40ミリというフレーミングの良い焦点距離とその建築構造のバランスの良さには、それぞれ感動してしまう。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8

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