法輪寺三重塔を二つのレンズで撮り比べた写真。前回の記事と同じ構図、同じソフトでの全く同じ数値ではないが、似たような階調補正を施した。上の写真は、撮影機材はライカMMonochrom(Typ246)とLeitz Elmar 35mm f/3.5レンズである。
下の写真は、撮影機材がライカMMonochrom(Typ246)とLeitz Elmarit-C 40mm f/2.8レンズである(前日の記事と同じ写真)。エルマー35ミリレンズはシャープな写りで、レタッチを行うと曇り空も陰影がはっきりしてくる。それに対し、エルマリート-C40ミリレンズは、ソフトなタッチで、細部に滲みが出ているような写りをしている。曇り空の陰影もきつくなく優しい印象を受ける。この二つのレンズの比較は画角とレンズ構成がよく似ているためその比較が大変興味深い。次回は実際にプリントアウトして比較してみたい。
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