古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

Carl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8をライカM型カメラで使う

LMM(Typ246)とCarl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8

少し前からCarl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8をライカM型カメラで使ってみて、距離計が非連動のレンズではあるが、被写界深度が深く撮影しやすいレンズだと感じる。撮影機材はLMM(Typ246)に50ミリ用のカプラーに装着できる。ただし、あまりつけっ放しはお勧めではない。カプラーにこのレンズを被せる形になり、押さえ付けるような形になるからである。通常は50ミリレンズを使用するのがベストと思われる。

このレンズは、パンフォーカス的な使い方で気軽に撮影ができる点も良い。開放値F8という暗さもフィルムカメラ時代ならキツかったと思うが、LMM(Typ246)カメラであれば、高感度撮影が可能なため、このレンズは全く苦にならない。写りは細かい部分までしっかりと描写され、二重像を合わせる必要もないため手軽な撮影機材という感じになっている。下の写真は、東大寺二月堂で撮影したものであるが、写りは悪くないと思う。

東大寺二月堂の石階段の途中から

東大寺二月堂の石階段(最上段)より

東大寺二月堂供田にて

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8

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