明けましておめでとうございます!本年もこのブログをよろしくお願い致します。
以前、はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」という企画があり、それに便乗して僕が所有しているライカのレンズ、ノンライツのレンズについて好みのものを紹介した。今回は今年の抱負を込めて、前回の記事と重複するレンズもありつつ、今年使いたいと思っているレンズを紹介する。デジタルではもちろんだが、今年はできればフィルムで年間50本撮りたいと思っている。これが僕の目標である。
①Canon 50mm f/1.8 Ⅱ
このレンズは1956年ごろにつくられたものである。初期型はライカのズマリットやクセノンレンズと似たような鏡胴をもったシルバークロームのレンズで和製ズミクロンと呼ばれるに相応しい写りのレンズである。このレンズ用の角型フードを付けると精悍なスタイルとなる。バージョンⅡのこのレンズも初期型と同じく良い写りだと思う。キャノンのレンジファインダー用レンズは、廉価であるしその写りは侮れないと感じる。
②Leizt Summilux 35mm f/1.4(2nd)
今回もこのレンズを上位にランクインさせた。開放の滲んだボケ味も独特であるが、f/4以降に絞った時の写りが特にいいと感じる。周辺光量の落ち具合も綺麗であるし、上の写真でも遠景にその絞った時の良さが発揮されていると思う。
③Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8
Leitz Minolta CL または Leica CL販売時のレンズとして製造され、当初このレンズが、カメラに付随して一般販売されるはずだったが、ライカとミノルタの販売戦略の中でズミクロン-C 40mm f/2レンズへと変更されてしまったレンズ。当初400本のみつくられて、ライカの社員向けに販売されたということであるが、実は500本つくられていたことが、レンズのシリアルナンバーから判明している。
④Leitz Summaron 35mm f/3.5
ディテールまで意外としっかりと描写する35ミリ三半ズマロン。僕の所有するズマロンはマウント部分を改造することなく、M2の35ミリフレームに対応できるM型後期のモデルである。モノクロームの描写では、写真のような古墳の墳丘の落ち葉の描写は細やかで美しいと感じる。現代レンズに引けを取らない描写力を備えたレンズであると思う。
⑤NOKTON classic 40mm f/1.4
COSINAのレンズは、ライカのレンズと同じく写りがとても良いと感じる。最近では40mmの画角が自分ではお気に入りで、Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8同様、よく使うレンズの一つになっている。昨年、このレンズとSummicron 35mm f/2レンズの七枚玉のレンズ構成を比較した記事を書いた。写りは素晴らしく、フィルムで撮ったネガを現像してみたら大変シャープであった。
hasselphoto201909.hatenablog.jp