古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

NOKTON classic 40mm f/1.4とSummicron 35mm f/2(7枚玉)のレンズ構成比較

法隆寺東大門沿いの土塀

写真は、NOKTON classic 40mm f/1.4のレンズで撮影した法隆寺東大門沿いの土塀である。法隆寺の土塀は境内の敷地が大きいこともあり、長い距離にわたって続いている。前回の記事でも紹介したように、このレンズの写りはなかなか素晴らしいと感じる。調べてみるとコシナのサイトで見たこのレンズのレンズ構成と似たような構成のレンズがライカレンズにあった。以下僕がイラストレータでトレースしてみた両レンズの構成比較図である。右側がライカのSummicron 35mm f/2(7枚玉)レンズである。

NOKTON classic 40mm f/1.4レンズとSummicron 35mm f/2(7枚玉)とのレンズ構成比較図

結構前にこのレンズのドイツ製を所有したことがあったが、なかなかいい写りであった。絞るとディテールが美しく、ボケ味もなかなか良かった記憶がある。開放の絞り値が違うので、完全に同じとはいかないが、大変よく似ていると感じる。コシナのレンズ作成者も「レンズの味」に注力していたようなので、7枚玉を一つのモデルにしたのかもしれない。あくまで私見であるが。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+NOKTON classic 40mm f/1.4(SC)

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