古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

Elmarit-C 40mm f/2.8とTessar 28mm f/8レンズで撮る畝傍山

畝傍山をLMM(Typ246)+ElmaritC 40mm f/2.8レンズで撮る

畝傍山をLMM(Typ246)+Carl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8レンズで撮る

甘樫丘から見た畝傍山の遠景を二つのレンズで比較撮影してみた。一枚目の写真が、Leitz Elmarit-C 40mm f/2.8で撮影したものである。周辺光量の落ちは少なくあまり目立たない。写りは柔らかめでありつつもしっかりとディテールは描写されている。絞りは次に登場するTessar 28mm f/8レンズに合わせてF値8としている。

二枚目の写真は、同じ位置から撮影したCarl Zeiss Jena Tessar 28mm f/8レンズでの描写である。さすがに戦前のレンズとあって周辺光量の落ちは大きい。このレンズの描写はディテールまでしっかりと描写されている。しかしノンコートの恩恵か、現代レンズほどの切れは感じない。最近のマイブームである40mmの画角と広角レンズの代表である28mmのTessarレンズでは、やはり写る範囲が相当違うと感じる。どちらも絞り値を揃えたことで、その違いがはっきりと分かると思う。どちらの写真ともカメラはLeicaMMonochrom(Typ246)である。

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