古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

魅力的なLeica M11 Monochrom

Leica M11 Monochrom – A Symphony of Light and Shadow from Leica Camera on Vimeo.

Leica M11 Monochromの発売がライカの公式HPで14日に発表された。4月22日発売予定の予約販売で、価格は税込で¥1,386,000 となっている。このカメラに関するライカショップのサイトでの説明をサイトから引用する。

モノクローム写真は今もなお芸術的な媒体として高く評価されています。クラフトマンシップのマスターピースである「ライカM11モノクローム」は、その芸術的な可能性を最大限に引き出すことができるカメラで、「ライカM11」のために特別に開発された高精細の裏面照射型(BSI)CMOSセンサー からカラーフィルターを排し、ディテールまで鮮明に、そしてシャープなモノクローム写真を撮影できます。さらに、DNG形式のRAWファイルまたはJPEGで、6,000万画素、3,600万画素、1,800万画素の3つの記録画素数 から自由に選んで撮影することができます。これにより、どのショットにも「ライカM11モノクローム」が持つ独特な世界観とフォトグラファーの個性が写し出されます。

気になったのが、「ライカM11のために特別に開発された高精細の裏面照射型(BSI)CMOSセンサー」である。僕はいまだにLeica M Monochrom(Typ246)を使っていて、Leica M10 Monochromのことは全く分からないが、今までとは描写が違うということなのだろうか。その後に続く説明を引用する。

モノクロームのM型ライカにおける歴史の中でも、「ライカM11モノクローム」はかつてないほどのディテールまで高精細に再現することができます。裏面照射型(BSI)CMOSセンサー、記録画素数が最大6,000万画素のトリプルレゾリューション技術、そして二層吸収フィルターガラスを採用し、さらにカラーフィルターを意図的に省くことで、モノクローム撮影でも新次元の描写性能を発揮できるようになりました。
「ライカM11モノクローム」は、光と影の相互作用による新次元の秀逸な描写が特徴的です。撮影が難しい光の状況下においても圧倒的なダイナミックレンジとディテールの描写力を発揮します。ISO 125~200000という広い感度域に対応しており、高感度で撮影する時でもノイズを著しく抑えます。

6,000万画素も必要なはずはなく、いま使っているLeica M Monochrom(Typ246)の2400万画素で充分である。ただ、ダイナミックレンジが広く、高ISOでのノイズがより抑えられるなら、それは購入する要素となり得るのではないだろうか。Leica M Monochrom(Typ246)では、ISO5000を超えてくるとさすがにノイズというか粒子が気になってくる。ISO200000とはどのような世界なのであろうか。

因みに外観は、Leicaの赤いロゴを意図的に排除し、光学ファインダーにはダークカラーのクローム仕上げのコーティングを施しているということである。この説明を読んでいるだけでLeica M11 Monochromは大変魅了的で欲しくなる。しかし、僕が今最も欲しいのは、Leica M6の復刻版(2022)である。中古でなく新品が欲しい。最新の露出計を備えたフィルムカメラでの撮影を是非とも体験したいと思っている。

hasselphoto201909.hatenablog.jp

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