以前このブログでLeica M6(フィルムカメラ)が復刻されるらしいという記事を書いたが、その後、正式にライカの公式サイトより11月発売のアナウンスがあった。しかし現在、この復刻版Leica M6は予約後もなかなか手に入らないようで、実際に使用した例がほとんど見られない。またライカショップでも手に取って撮影の感触を楽しむことができないようである。そこで今回は簡単に元祖Leica M6との比較をしてみたいと思う。
内容 | Leica M6 2022 | Leica M6 classic |
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ファインダー倍率 | 0.72倍 | 0.72倍、0.85倍、0.58倍 |
ボディ | 各パーツの表面にはコーティングが施されている | ー |
ファインダー内 | インジケーターは「▷○◁」 | 初期型の表示は「▷◁」 その後表示は「▷○◁」へ変化 |
電池の残量表示 | 電池の残量表示あり | 電池の残量表示なし |
トップカバーの材質 | 無垢の真鍮削り出し | 亜鉛ダイカスト製 |
ボディの塗り | 耐傷性に優れたマットブラックペイント(シルバーはなし) | ブラッククロームとシルバークローム仕上げ |
本体正面ロゴ | 「Leitz」の赤いロゴ | 「Leitz」の赤いロゴ |
価格 | ¥748,000(新品) | 約¥320,000(中古品) |
修理 | ライカショップに問い合わせ | 復刻のライカM6用に供給されるパーツが使える |
重量 | 575g | 585g |
トップカバー表記 | シリアルナンバーは白刻印、「ERNST LEITZ WETZLAR GERMANY」 | シリアルナンバーは黒刻印、初期型には「ERNST LEITZ WETZLAR GMBH」 |
ファインダー内インジケーター 表示は「▷○◁」、価格 は¥748,000といい値段ではあるが、ライカを新品で買えるという機会がまずないと思うので、そのことは貴重だと思う。また材質が真鍮の削り出しというところも重厚感があってよい。そして何よりも露出計が最新というのが、Leica M6 2022の最も魅力的な部分ではなかろうか。ストレートで手焼きできるいいネガができるに違いない。