古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

法隆寺西院伽藍の桜

そろそろ桜が満開の時期になってきた。写真は、法隆寺西院伽藍経蔵付近の桜である。経蔵前にあるこの桜の古木、背は大変低いのだが、それがかえって桜の木全体のバランスの良さを生み出していて、見ている者を日本的な春の雰囲気に誘う。どっしりとして連子窓を背にした感じもまた良い風情である。撮影機材は、ライカM9+Elmarit-C 40mm f/2.8。このレンズF値2.8という無理のないレンズ設計がとても感触良い。

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法隆寺西院伽藍の桜