古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

法隆寺東院伽藍外壁の陰影

JR法隆寺駅から奈良交通72系統のバスに乗り、「興留」→「中宮寺前」→「法隆寺前」→「法隆寺参道」と進み、一般の観光客は「法隆寺参道」で降りるのが普通だが、二つ目のバス停の「中宮寺前」で降りて、国道の信号を渡り、標識にしたがって北へ約5分ほど歩くと法隆寺東院伽藍の四脚門へダイレクトに行くことができる。写真の四脚門につながる外壁には、今の季節、夕刻の日射しが柔らかく差し込み、木々の陰影が写り込む。道は細くて、一車線ぐらいの幅しかないところである。古い町並みが残り、歩くと風情があり、真っすぐ進むと法輪寺や法起寺へ続く道へとつながる。撮影機材は、ライカM9+Elmarit-C 40mm f/2.8。大変コンパクトなレンズである。

f:id:hasselblaphoto19:20210327220304j:plain

法隆寺東院伽藍外壁の陰影