古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

薬師寺境内の龍王社

Wood grain patterns #19 by Hiro .M on 500px.com

薬師寺の境内には、主に四つの社が存在する。弁財天社、若宮社、平木大明神社、そして龍王社である。いずれも寺院の中に神を祀る社が存在することから、神仏習合の証といえる。奈良時代から徐々に浸透した神仏習合の流れは、平安時代以降定着し、本地垂迹説などを生んでいく。薬師寺には、薬師寺僧形八幡神像という、僧の姿をした八幡神の仏像が残っている。こちらも仏教と神道の融合の象徴といえるものである。そういった歴史や背景を持つ薬師寺では、他の寺院より少し神仏習合の印象が強い気がする。写真は龍王社で撮影したもの。エルマリート-C40㎜レンズの描写は意外とシャープである。それは木目の描写によく出ている。しかし柔らか味も感じるいいレンズだと思う。撮影機材は、ライカMモノクローム+Elmarit-C 40mm f/2.8。この写真は500pxにアップした。