古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

経年変化した白壁の魅力(薬師寺)

f:id:hasselblaphoto19:20210530185130j:plain

エルマリートC40㎜ f2.8で撮影した薬師寺大門横の白壁
         エルマー35㎜ f3.5で撮影した東大寺付近の白壁

薬師寺大門につながる白壁は経年変化のため、大変歴史を感じさせる土壁になっている。薬師寺から唐招提寺へ向かう参道沿いの白壁の風情も好みだが、こちらの白壁の雰囲気は、特に古都の名残を感じさせる。撮影機材は、ライカMモノクローム+Elmarit-C 40mm f/2.8である。このレンズの表現は、確かにエルマー35ミリによく似ている気がする。ただし、エルマーの方が周辺光量落ちが目立つ。レンズが作られた時代が古いせいもあるかもしれない。