古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

Leitz Summaron 35mm f/3.5(M)

松尾寺への山道(七曲道)

松尾寺への山道(七曲道) 松尾寺への山道で「三丁」を過ぎると、写真のような案内板が見られる。古道「七曲道」とよばれるもので、「大和の国から、また難波・摂津の国から暮らしや信仰を求め多くの人々が通った歴史ある道です」と書いてある。松尾寺へも通…

松尾寺への山道(四丁付近)

松尾寺への山道(四丁付近) さらに山道を進んで松尾山を登っていくと「四丁」の丁石が見えてくる。松尾寺へ結構近づいてきた感じのする場所であり、もうすぐという気持ちになれるところである。松尾山とは、奈良県大和郡山市と斑鳩町との境にある標高315mの…

松尾寺への山道(八丁付近)

松尾寺への山道 「十一丁」の丁石から山道を登り、進むたびに十丁、九丁、八丁・・・と表示が見えてくる。写真はその途中の「八丁」まで来たところ。山頂へ段々と近づいていくイメージである。丁石間の距離は、ほぼ1丁(109m)ぐらいだと思われる。 撮影機…

法隆寺から松尾寺へ

法隆寺から松尾山へ 法隆寺参道から北へ向かい、天満池沿いにさらに進んでいき、仏塚古墳の側を通り歩いていくと松尾寺への山道が見えてくる。写真は事実上の始まりと言える山道で丁石を頼りに登っていく。「十一丁」という丁石が登っていくにしたがい、段々…

法隆寺南大門にて

法隆寺南大門にて 法隆寺南大門に立札が置かれている。これから法隆寺で執り行われる行事の予定が墨字で書かれている。法隆寺の四季は様々な行事で彩られている。今回は久々に持ち出したズマロン三半で撮影。コーティングありのM型ズマロンレンズを使用。 撮…

薬師寺境内南側の歴史ある外壁(続編)

薬師寺境内南側の歴史ある外壁(その2) 薬師寺南門を出て東へ向かってしばらく歩くと秋篠川に出るが、そこに至るまでの行程で写真のような土壁の経年変化を見ることができる。長年の風雨による傷みもさることながら、この亀裂や土壁の剥がれは長い歴史を感…

薬師寺境内南側の歴史ある外壁

薬師寺境内南側の歴史ある外壁 薬師寺南門を出てすぐにアスファルトの道路が東西に延びている。そこを東へ歩いていく道沿いには、写真のような歴史ある土壁が長く続いている。僕はこの道が好きで、ついつい土壁の色々な表情に見入ってしまう。ただのクラック…

薬師寺は駅近な世界遺産

駅近な世界遺産である薬師寺 薬師寺はおそらく世界で最も駅近な世界遺産といわれる。近鉄西ノ京駅から歩いてすぐに薬師寺の與樂門に着けるので、一度来られた方は実感できると思う。写真は、薬師寺西塔と近鉄電車が来るタイミングを見計らって撮ったものであ…

薬師寺龍蔵院のお地蔵様たち

薬師寺龍蔵院のお地蔵様たち 薬師寺龍蔵院には、多くの方々の墓が存在する。寺院そのものは小さいが、墓所の敷地は広いところである。境内に入ってすぐのところにこのお地蔵様たちが見えてくる。これだけ整然と並んでいるとモノクローム写真にすると迫力が出…

薬師寺龍蔵院にて

薬師寺龍蔵院にて撮影 薬師寺龍蔵院は近鉄西ノ京駅の北西側、細い道伝いに住宅街を通り抜けるとやがて到着する。ただ、普通の住宅街の中にあり、地図でしっかり探して行かないと大変分かりづらい場所にあり迷ってしまう。薬師寺の境内から離れたところにある…