古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

松尾寺への山道(四丁付近)

松尾寺への山道(四丁付近)

さらに山道を進んで松尾山を登っていくと「四丁」の丁石が見えてくる。松尾寺へ結構近づいてきた感じのする場所であり、もうすぐという気持ちになれるところである。松尾山とは、奈良県大和郡山市と斑鳩町との境にある標高315mの山である。松尾寺とは、『日本書紀』の編纂で有名な舎人親王(天武天皇の皇子)が、奈良時代に彼が厄年であったことから厄除けと『日本書紀』の無事完成を祈願して建立した寺院である。全国から参拝者が来る場所であり、日本最古の厄除け霊場としても知られる。普通は、写真のような古道の山道ではなく、松尾寺口から車で登って来られる方が多いと思う。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summaron 35mm f/3.5(M)

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