古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

法隆寺西院伽藍中門の支柱群

法隆寺西院伽藍中門にて

台風7号が接近していて、今朝から関西は大変な暴風雨である。午後には淡路島の方へ向けて進路を進めるようだが、奈良県は台風の西側にあたってしまい、激しい風に見舞われている。この台風での外出は危険であり、怪我人が出ないことを祈るばかりである。昨日に食料の買い出しをしている人を多く見かけた。帰省のシーズンと重なったため、予定が狂ってしまった方々も多いと思われる。写真は、法隆寺西院伽藍中門を東側の回廊から撮影したシーンである。エンタシスの柱群が良く見える場所でもある。本日はどこの寺院も拝観を見合わせていると思う。法隆寺に関しては、ニュースで以下の記事が載っていたので引用する。15日の拝観は終日、中止にするとしている。

【法隆寺で台風対策】
台風7号の接近に伴って、奈良県にある世界遺産、法隆寺では国の重要文化財に指定されている金剛力士像を大雨や暴風から守るため木製の板が設置されました。
奈良県斑鳩町の法隆寺には、寺の中心部を囲む回廊の門、「中門」に「金剛力士像」が安置され、国の重要文化財に指定されています。
寺によりますと金剛力士像は土などでできていて、風や雨などの影響を受けやすい場所に置かれていることから14日午前、県の担当者が木製の板を設置しました。
木製の板はたて3.6メートル、横2メートルで像の正面をふさぐ形で取り付けられました。
法隆寺は「像は直接、雨風が当たりやすい場所にあるので木製の板を設置した。台風の被害が少ないことを願っています」とコメントしています。
寺によりますと、台風7号の影響で、15日の拝観は終日、中止にするということです。

【参考記事】

www3.nhk.or.jp

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summilux 50mm f/1.4(初期型)

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