古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

法隆寺伝法堂の魅力

法隆寺伝法堂にて

法隆寺伝法堂は、東院伽藍の夢殿とともに奈良時代のからそのまま残っている貴重な建造物の一つである。横に長い形をしており、中の間、東の間、西の間にそれぞれ奈良時代の阿弥陀三尊像が安置される。また四隅に四天王像、その他、帝釈天像、梵天像、地蔵菩薩像など約20体の仏像が安置されている。ほとんど公開されないために、いつも外から建造物を眺めるしかないが、この伝法堂を北側から眺めた建造物全体のシルエットが美しく、写真のやや北西側から見た屋根の反りや白壁と支柱の幾何学的な組み合わせ、古都の先人たちが考案した意匠の工夫が素晴らしいと感じる。撮影には、今回は広角のエルマー35mmf/3.5レンズを使った。またこの記事の参考にした書籍のリンクを載せておく。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmar 35mm f/3.5

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