「春過ぎて 夏来るらし 白妙の 衣乾したり 天の香来山」の歌碑が橿原市藤原京資料室内にある。詠み手は持統天皇。歌の意は「春が過ぎてもう夏が来てしまったらしい。衣更えのための真っ白な衣が干してあるという天の香具山の山裾には」。この和歌はまさにこの地にふさわしい。揮毫者は犬養孝氏。橿原市藤原京資料室は令和4年2月1日(火)~2月20日(日)まで臨時休室中となっているので行かれる場合は注意が必要である。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summilux 35mm f/1.4(2nd)である。