撮影をしていたらすっかり日が暮れてしまった。本薬師寺跡から近鉄畝傍御陵駅前へ向かって歩いていく方向に大和三山の一つである畝傍山が大きく聳え立つ。夕闇に浮かぶ畝傍山のシルエットも雄大で美しい。電線が気になるが、これも現在の奈良という風景で個人的にはいいと思っている。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summrit 50mm f/1.5である。f/1.5というこのオールドレンズの明るさとともに、LeicaMMonochrom(Typ246)のISO感度の高さがうまく調和して撮れた写真である。ISO感度は3200で、f/1.5開放の写りである。