古都の名残を求めて

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古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

本薬師寺東塔跡の心礎

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本薬師寺東塔跡の心礎

本薬師寺金堂の礎石群から少し離れた場所に、東塔跡がある。ここには写真中央の東塔の心礎が残されている。本薬師寺西塔の心礎と違い、こちらには心柱を嵌め込む大きな穴が設けられている。石の素材からしても西塔のものとは違っている。現在の薬師寺東塔は、本薬師寺の東塔を移設して造られたものとされていたが、近年の研究では、西ノ京の薬師寺東塔は、平城京で新しく造られた三重塔と考えられている。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summilux 35mm f/1.4(2nd)である。

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本薬師寺の礎石群(その3)

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本薬師寺の礎石群(その3)

本薬師寺の礎石群シリーズ。どの礎石にもそれぞれの表情があり興味深いものである。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summilux 35mm f/1.4(2nd)である。

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本薬師寺の礎石群(その2)

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本薬師寺の礎石群(その2)

本薬師寺の礎石群。おそらく金堂のものと思われる礎石の一つに太陽光が反射したシーン。12月の時期の冬の太陽光は強過ぎずいい感じである。もちろんSummilux 35mm f/1.4(2nd)レンズの描写の素晴らしさも見逃せない。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summilux 35mm f/1.4(2nd)である。

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本薬師寺の礎石群(その1)

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本薬師寺の礎石群

本薬師寺へは、近鉄畝傍御陵前駅を東へ進んで約15分ほどのところにある。藤原京に都が置かれていた白鳳時代の薬師寺が、この本薬師寺である。現在は写真のような金堂や東塔、西塔の礎石群しか残っていない。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summilux 35mm f/1.4(2nd)である。

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本薬師寺の西塔跡にて

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本薬師寺の西塔跡

手前に見えるのが本薬師寺の西塔の跡。今は心礎しか残っていない。発掘調査によれば、これは奥に見えている大きなクスノキの木が立っている東塔跡に残る心礎とは石の種類が違っていて、後から据えられたもののようである。この心礎には丸い穴は無く、出ほぞが突き出しているだけである。本薬師寺東塔の心礎とその部分でも形が違う。西ノ京にある薬師寺の再建前の心礎を過去の記録写真で見ると、本薬師寺東塔跡の心礎とよく似ている。こちらは、本薬師寺から西ノ京の薬師寺へ移転させたものではないかとも言われている。その部分でも写真の西塔心礎は、オリジナルでないことが分かる。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Summilux 35mm f/1.4(2nd)である。

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LeicaMMonocrom(Typ246)+NOKTON vintage line 50mm f/1.5 Aspherical VMレンズ

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LMM(Typ246)+NOKTON Vintage Line 50mm f/1.5レンズ

最近のお気に入りレンズは、LeicaMMonocrome+NOKTON Vintage Line 50mm f/1.5レンズの組み合わせである。シルバーの鏡胴がオリジナルのNOKTON 50mm f/1.5に近いイメージであるが、ブラックの鏡胴もなかなか精悍なスタイルだと思う。しかも写りが良いし、ボケ味も美しいレンズである。写真家の加納満さんの写真作品を見て、このレンズが欲しくなり購入した。

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薬師寺境内の枯れ紅葉

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薬師寺境内の枯れ紅葉

秋の紅葉の季節も過ぎて、すっかり冬景色に変わりつつある境内。綺麗だった紅葉もすっかり色褪せている。そんな枯れた紅葉に日が射し込んでいるワンシーン。奥には薬師寺東院堂の一部が写っている。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50mm f/2である。

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薬師寺の中門の木柱

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薬師寺中門の木柱

薬師寺中門の木柱の一つを撮影。境内にあっては、比較的新しい柱であるが、それでも既に30年以上は経過していると思われ、朱塗りの部分が剥げてきている。その経年変化もモノクロームでは美しいと感じてしまう。Jupiter-8 50mm f/2レンズの描写は、シャープで細やかな描写ができる一方で、柔らかさも備える。奥行きの描写もなかなかいいと思う。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50mm f/2である。

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薬師寺中門に置かれた線香

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薬師寺中門に置かれた線香

撮影は薬師寺中門にて。大きな香炉にお線香を手向ける場所。それが流儀なのか、お線香の束を取り、そのまま火をつけて手向ける方がおられた。香炉が巨大なだけにその方がバランスが取れていると感じた。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Jupiter-8 50mm f/2である。

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