最近よく持ち出しているのは、Leica M Monochromと現行(4th)ズミクロン50ミリレンズの組み合わせである。このレンズはシルバークローム仕上げでスクリューマウントタイプである。したがって近接70㎝まで寄ることはできない。造りは真鍮の削りだしという感じで大変ずっしりとしていて重厚感がある。同じ現行のブラックのタイプはもう少し造りがチープに感じてしまう。LMM(Typ246)には、ライカのオールドレンズよりも比較的しっかりと写る現行レンズとの相性がいいと感じる。一つ前の記事の礎石に降り注ぐ太陽光とその陰影も美しく、現行ズミクロン50ミリはフィルムで撮影してもいいネガが作りやすく素晴らしい写りである。ズミクロンはよく初代固定鏡胴が最もいい写りといわれるが、現行のズミクロンは収差など改善されていてより優れていると個人的には感じる。さらに撮影に使っていきたい。以下、LMMとオールドレンズに関するレポート記事。なかなか興味深い内容。