古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

ライカレンズの魅力: Leitz Summaron 35mm f/3.5で見る世界

LMM(Typ246)+Leitz Summaron 35mm f/3.5レンズ

このところいわゆるズマロン三半の愛称で呼ばれているLeitz Summaron 35mm f/3.5レンズを見直している。結構前にこのレンズを手に入れたものの、ズミクロン35ミリf/2の6枚玉やエルマー35ミリレンズなどを持ち出しているうちに、出番がなくあまり使わなくなっていたレンズであった。

しかし、先日東大寺や石上神宮で何枚か撮影した時の陰影ある写真が、良いイメージで頭の片隅に残像として残り、それ以降このレンズをメインに持ち出すようになった。撮影機材はいつものLMM(Typ246)で、ズマロン三半を装着するとそのスタイルも精悍そのもので粋な感じがする。

Leitz Summaron 35mm f/3.5は、スクリューマウントのものを含め4種類製造されている。所有のLeitz Summaron 35mm f/3.5レンズはM型後期のものである。中村信一さん著作の『新M型ライカのすべて』には、この後期型のレンズについて、以下のような記述がある。この書籍から引用してみた。

後期の(シリアルナンバー)150万台になると、ライカM2に対応するようにカムを変更している。しかし、その数は少なく、知られていない隠れた珍品レンズなのである。M2以降のモデルにセットすると、35mmのフレームが現れる。

鏡胴のスタイルも前期よりスッキリしたものとなっていて、赤い大きめの指標(レンズ用取付指標 Red dot)が付いている。ここからは、このレンズで撮影した写真を掲載する。

東大寺大湯屋の白壁に映る陰影

石上神宮境内にある池の水面と陰影

法隆寺西院伽藍西回廊の木柱と木目

法隆寺西院伽藍の金堂と曇り空

全ての写真の撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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法隆寺西院伽藍の歩廊にて

法隆寺西院伽藍の歩廊にて(Summaron 35mm f/3.5レンズ)

法隆寺西院伽藍の西側に位置する歩廊にて撮影。床面が少し斜めに傾いて見えるが、法隆寺の境内自体が再建時に丘陵を削った緩やかな斜面の上に築かれているため、実際に東西の歩廊を歩いてみると、水平ではなく、斜面になっていることに気付く。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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法隆寺三経院の木材の美しさ

法隆寺三経院にて撮影

法隆寺三経院にて撮影。この建造物の欄干の木材の曲線が美しい。以前同じようなシーンを法隆寺東室で撮影したが、その時のレンズElmarit-C 40mmレンズよりSummaron 35mmレンズの描写の方が相当優れていると感じた。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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hasselphoto201909.hatenablog.jp

法隆寺三経院付近の巨大な松の木

法隆寺三経院付近の巨大な松の木

法隆寺西大門をくぐって真っすぐ参道を進む。その途中で左手奥に西円堂という夢殿に似た建造物が見えてくる。そのまま左に曲がって進むと三経院が現れる。この三経院の手前に写真の巨大な松の木が聳え立ち、独特の幹の形を持つことから大変印象に残る松の木である。石燈籠とのセットがまた古都の名残を感じさせて良いと思う。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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法隆寺西大門から参道を望む

法隆寺西大門から参道を望む

藤ノ木古墳から法隆寺に着いて、まず最初にくぐるのが西大門である。写真奥には東大門が写っているが、はるか向こうに位置する。東大門をくぐると先には夢殿のある法隆寺東院伽藍が見えてくる。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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藤ノ木古墳から法隆寺への古くからの街並み

藤ノ木古墳から法隆寺への道

藤ノ木古墳から法隆寺へは歩いて5分~10分くらいで着くことができる。その行程では、細い道が続いており、斑鳩の古くからの街並みを感じることができる。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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藤ノ木古墳と法隆寺

藤ノ木古墳と法隆寺

奈良県の斑鳩町にある藤ノ木古墳。この古墳は法隆寺から歩いてすぐのところにある。今はすっかり整備されて写真のようにベンチがあり公園のようになっているが、1980年代に発掘される前までは、この古墳は果樹園のようになっていた。その後、この円墳には立派な石室があり、中には朱色の石棺が残され、しかも未盗掘であることが判明して、日本中の注目を浴び、本格的な調査に入った。中でも興味を引くのは、この石棺には、二人の貴公子が埋葬されていて、慌てて埋葬されたような痕跡があることである。副葬品は当時の東アジアのものとしては随一といっても良い素晴らしい品々が残されている。

藤ノ木古墳の近くには斑鳩町文化財センターがあり、そこでは、発掘された時のままの状態の石棺のレプリカがあり、二人が並んで埋葬されているシーンが想像できるようになっている。頭には冠や髪飾り、足元には巨大な靴が納められている。それぞれ二対ずつ添えられているところがまた歴史の興味を誘うところである。果たして誰が葬られたのか?この古墳が法隆寺に近いところに造られていることから想像すると、上宮王家の誰かかもしれない。しかも二人いる。想像は膨らむばかりで何か画期的な手掛かりが見つかればと願うばかりである。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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石上神宮の境内にて(その4)

石上神宮の境内にて(その3)

写真は石上神宮内にある池の風景である。池の表面に藻の幕が広がっているが、そこへ太陽光が仄かに射し込んで美しかった。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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石上神宮の神聖な鶏たち

石上神宮の神聖な鶏たち

石上神宮の神聖な鶏たち。謝意sんは立派なトサカを付けた雄鶏。境内を自由に動き回っているところがユニークな神社である。この日は寒かったので、鶏小屋で過ごす鶏たちが多かった。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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石上神宮の境内(その3)

石上神宮の境内(その3)

石上神宮境内の楼門にて撮影。奥にはこの神宮の拝殿が見えている。元旦には今年は多くの方々が訪れたらしい。起死回生を祈ることのできる国宝の七支刀がデザインされている御神劔守が良く知られている。万事休す境地に追い込まれても、見事に蘇る霊力を秘めていると言われる御守りである。

撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Summaron 35mm(M) f/3.5

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