法隆寺西院伽藍中門の柱(その2) 法隆寺西院伽藍中門のエンタシスの膨らみの分かる柱の一つを撮影。レンズはライツのXenon 50mm f/1.5である。最新はこのレンズを持ち出す機会が大きくなっている。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Xenon 50mm f/…
法隆寺西院伽藍中門にて(その2) レンズはズミルックス50mmf/1.4(2nd:白鏡胴)レンズに変えて撮影した法隆寺西院伽藍中門の柱の一つ。このレンズの奥行へのボケ味はとても整った美しい描写だと思う。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Summilux …
法隆寺西院伽藍中門の柱 法隆寺西院伽藍中門の柱はエンタシスとよく言われる。巨大な柱の中央に膨らみがあり、遠くから見てもバランスよく見える。法隆寺境内にあって、この中門の柱郡がエンタシスの最も均整の取れた美しさが際立つ。よく古代ギリシャのパル…
法隆寺西院伽藍中門にて 法隆寺西院伽藍へ再び訪れる。法隆寺境内は広く、西院伽藍、大宝蔵院、東院伽藍と大きく三つのエリアに区分されている。拝観料は三つのエリアでまとめて1500円、全てを丁寧に訪れると半日はかかる。夢殿のある東院伽藍だけを訪れると…
法隆寺における夏のスケジュール 法隆寺南大門をくぐる前にいつも目につくのがこのスケジュールの案内板である。最も右に書かれている法隆寺の夏安吾(げあんご)は、今年は5月16日から始まり、法隆寺西室において90日間、聖徳太子が注釈された勝鬘経、維摩…
法隆寺界隈の紫陽花 法隆寺東院伽藍から西院伽藍までは真っすぐの道であるが、今回は少し南へ回り道し、近隣の古くからの斑鳩の街並みを歩いてみた。途中で見つけた雨上がりの紫陽花。もう季節は夏真っ盛りという気温となっていて、蓮の美しい季節になってい…
法隆寺東大門沿いの土壁 法隆寺東大門沿いの長く続く土壁を撮影。この土壁は高さもあり、法隆寺の西院伽藍の境内を囲っている。撮影にはクセノン50ミリレンズを使った。ボケ味は文句なしの描写である。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Xenon 50mm …
法隆寺東院伽藍の歩廊にて(その4) 法隆寺東院伽藍の歩廊にて撮影。今回はレンズを変えて、Leitz Elmar 35mm f/3.5レンズである。50mmレンズとは一味違う構図の歩廊。狭い範囲でかつ奥行きのあるこういった歩廊のような場所には35mmまたは40mmレンズが向い…
法隆寺東院伽藍から法輪寺への道 法隆寺東院伽藍から法輪寺へは歩いて10分~15分ほどかかる。法起寺へはさらに歩いて10分はかかる。写真は法隆寺東院伽藍の四脚門を出て法輪寺へ向け北へ進む道である。斑鳩の有名な三つの寺院(法隆寺・法輪寺・法起寺)は、…
法隆寺東院夢殿にて 奈良時代建立であり、八角堂の美しい形を持つ法隆寺東院夢殿にて撮影。奈良県明日香村には多くの大王の八角墳が見られるが、この夢殿の八角形も、大王に近かった聖徳太子への畏敬の気持ちや弔いの意味が多く込められていると感じる。 撮…
法隆寺東院夢殿にて 再び夢殿の写真に戻る。擬宝珠と夢殿の八角堂のスタイルがとてもマッチしていると思う。古都の名残を感じる瞬間である。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Xenon 50mm f/1.5 人気ブログランキング
法隆寺東院伝法堂の北側 写真は法隆寺東院伝法堂の北側から撮影したワンシーンである。経年変化による木材の質感は何とも言えない美しさがある。オールドレンズの代表格であるエルマー35ミリf/3.5レンズのしっかりした写りにも感心させられる。 撮影機材:Le…
法隆寺伝法堂の白壁と木材 法隆寺伝法堂の西面の白壁と木材の組み合わせ。写真は大斗と屋根の梁である。木材の質感と経年変化の美しさが感じられる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Elmar 35mm f/3.5 人気ブログランキング
法隆寺伝法堂にて 法隆寺伝法堂は、東院伽藍の夢殿とともに奈良時代のからそのまま残っている貴重な建造物の一つである。横に長い形をしており、中の間、東の間、西の間にそれぞれ奈良時代の阿弥陀三尊像が安置される。また四隅に四天王像、その他、帝釈天像…
法隆寺東院伝法堂にて 法隆寺東院伽藍にあって、奈良時代当時の趣をとどめているのが写真の法隆寺東院伝法堂である。この建造物は、文化遺産データベースのサイトの説明から引用すると、 夢殿を中心仏殿とする東院伽藍の講堂にあたり、天平末年ごろ聖武天皇…
法隆寺東院歩廊の連子窓 仄かな柔らかい光を表現するのにLeitzのクセノン50ミリレンズがピッタリだと感じる。連子窓の隙間から差し込む太陽光は、暑くなってきたこの季節でも優しい光だと思う。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Leitz Xenon 50mm f/1.5 …
法隆寺東院伽藍の歩廊と連子窓 法隆寺の西院伽藍、東院伽藍ともに大きな特徴として挙げられるのが、長い歩廊の連子窓である。かつて山田寺の廃墟から連子窓の窓ごと発掘されたというニュースがあって衝撃的だったが、古都奈良の先人たちの知恵は実に奥深く、…
法隆寺東院伝法堂 法隆寺東院絵殿・舎利殿と隣接している伝法堂。夢殿とともに天平文化の時代のものが今に残されている貴重な建造物である。この伝法堂は、法隆寺サイトから引用させてもらうと、聖武天皇の夫人であった橘古那可智の住宅を仏堂に改造したもの…
法隆寺東院夢殿の擬宝珠 法隆寺東院夢殿の擬宝珠を前景にライツのクセノン50mmf/1.5レンズで撮影。擬宝珠の金属の質感や背景の西回廊のボケ味は連子窓の縦のラインも薄っすらと綺麗に描写されていてなかなかいいと思う。Carl Zeiss Jena Sonnar 50mm f/2(沈…
法隆寺東院伽藍の歩廊にて(その3) 再び法隆寺東院伽藍の歩廊にて撮影。この日は雨がしとしとと降っていた。東院伽藍は現在南側に位置する礼堂とその周辺の歩廊が修築中であり、何となく狭く感じてしまう。それでも写真の東回廊では、ゆっくりここに佇むと…
法隆寺東院夢殿の宝珠 八角円堂の法隆寺東院夢殿は天平創建の建築であるが、鎌倉期の寛喜2年(1230)に大改造を受けている。高い基壇の上に建てられていることも特徴の一つで、風格のある建造物である。甍の上に据えられた宝珠のシルエット・意匠は大変美し…
法隆寺東院伽藍にて 法隆寺東院伽藍の歩廊にて撮影。歩廊を支える木柱の一つ。経年変化の木目が美しい。使っているズミルックス50ミリf/1.4(2nd・白鏡胴)レンズはアンバーコーティング(いわゆる金目)がしっかり残っている個体である。同じズミルックス50ミ…
法隆寺東院伽藍にて レンズを替えてSummilux 50mm f/1.4(2nd 白鏡胴)で撮影。Sonnar 50mmf/2よりシャープであり、何となく品格のようなものを感じる写りである。このレンズで撮る心地よさも残っている。法隆寺東院伽藍の歩廊に映った桜の木の陰影。 撮影機材…
法隆寺の歩廊(または回廊)は西院伽藍・東院伽藍のどちらにあっても大変心の落ち着く場所であると感じる。特に連子窓から入る仄暗い光の効果もあり、その空間が持つ独特な雰囲気が古都の名残を感じさせる。 LeicaMMonochrom(Typ246)+Sonnar 50mm f/2で撮影…
法隆寺東院夢殿にて 手前に擬宝珠、背景に法隆寺東院夢殿を配置。擬宝珠の陰影が美しいと感じたワンシーン。レンズはCarl Zeiss Jena Sonnar 50mm f/2(沈鏡胴)を使用。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Jena Sonnar 50mm f/2(沈鏡胴) ランキン…
法隆寺東院夢殿の基壇の陰影 法隆寺東院夢殿は八角形の形をしているので、基壇上もぐるっと周りを一周する形で参拝する。インドの寺院では、寺院の周りをまわる参拝の仕方が普通のようであるが、日本は古来からの神社がその形式をとっていないことから、少し…
法隆寺東院夢殿の八角柱 法隆寺東院伽藍の中心にあるのは、独特なシルエットを持つ夢殿である。内外二重に8本の八角柱を巡らす構造で、その名も美しく、奈良時代に建立された聖徳太子(厩戸王)を供養した建造物である。八角形という特殊な形式は、興福寺北…
法隆寺東院東回廊にて ゾナー50ミリf/2レンズの開放値で撮影した法隆寺東院の東回廊。回廊の中は薄暗い。この写真の左側、日射しが強い部分での撮影は、ノンコーティングということもありフレアがきつい。ただ、見ようによっては、この強いフレアはオールド…
法隆寺東院夢殿の釘隠し 法隆寺東院夢殿には多くの釘隠しが使われている。花の文様の意匠の釘隠しが整然と並んでいる様は大変美しいと感じる。今回の写真もゾナー50ミリf/2レンズである。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Jena Sonnar 50mm f/…
法隆寺東院夢殿の木扉 写真は法隆寺東院夢殿の木扉と支柱となっている巨大な木柱である。経年変化した木目や柱や扉に張り付いた釘隠しの配列が美しいと感じた。戦前型の沈胴式のゾナー50ミリf/2レンズにはあまりその写りを期待していなかったが、木目の質感…