古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

Heliar vintage line 50mmf/3.5

興福寺から飛火野への参道にて

興福寺から飛火野への参道にて 一の鳥居を過ぎて飛火野へと向かう参道付近のワンシーン。奥には人に近寄っている鹿たちが写っていて、ここでは鹿たちをよく見かける。彼らの一日の行動範囲は広く、北は東大寺転害門辺りから、正倉院付近、さらに東へは二月堂…

飛火野の鹿たち(その2)

飛火野の鹿たち(その2) 奈良公園の鹿たちは、1000年以上前に祖先から分岐し、独自の遺伝子型を保持しているという。以下に記事のリンクを載せた福島大学のこの研究は大変興味深い。奈良公園~飛火野~若草山と広域にわたって生息する奈良の鹿たち。彼らは…

飛火野の鹿たち(その1)

飛火野の鹿たち 興福寺境内から東へ向かって歩くと、飛火野という広い場所へ出る。写真はその飛火野付近で見かけた鹿たちである。ゆったりとリラックスしていたワンシーンである。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Heliar vintage line 50mm(M) f/3.5 人…

興福寺南円堂の側面にて

興福寺南円堂にて 興福寺南円堂の側面から撮影。この角度からの提灯の光は、ほんのりと灯り柔らかかった。木材の部分のこのレンズの黒の階調がとても良いと感じる。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Heliar vintage line 50mm(M) f/3.5 人気ブログランキ…

日没後の興福寺南円堂

日没後の興福寺南円堂 日が暮れてすっかり辺りが暗くなってきた時間に撮影した写真。ライカMモノクローム(Typ246)は、高感度に結構強いカメラだと思う。この写真はISO6400で撮影したが、ノイズは殆ど気にならない。使用レンズはコシナのHeliar vintage line…

夕刻の興福寺北円堂

夕刻の興福寺北円堂 正面奥には興福寺北円堂が見える。付近は急速に真っ黒になっていてLMMのISO感度の高さに救われた写真である。北円堂も毎年期間限定で運慶作の有名な彫刻である無著像・世親像が公開されている。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Helia…

夕刻の興福寺三重塔

夕刻の興福寺三重塔 興福寺の広い境内にあって、少し外れにあり、場所の分かりにくいところに聳え立っているのが、写真の興福寺三重塔である。北円堂と共に興福寺で最古の建造物の一つである。平安時代の建築様式を今に伝え、細身のシルエットも大変美しいも…