古都の名残を求めて

古都の名残を求めて

古都奈良の雰囲気の残る場所をフィルムやデジタルで記録したモノクローム写真のブログです。

雨の日の薬師寺から唐招提寺への参道

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雨の日の薬師寺から唐招提寺への参道

再びライカMモノクロームによる薬師寺シリーズへと戻り、エルマリートC40ミリレンズを試す。35ミリよりやや狭いこの画角は、こういった被写体にはちょうどいい。余分なものがスッキリと省かれる。エルマー35ミリレンズの写りと比較してみたい。撮影機材は、LeicaMMonochrom(Typ246)+Elmarit-C 40mm f/2.8。

東大寺戒壇院にて

Todaiji-Kaidando(東大寺戒壇堂) by Hiro .M on 500px.com

東大寺戒壇院をライカのエルマー35ミリレンズで撮影したシリーズ。美しい石畳の廊下と木扉の木の質感の対比が良い。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。

東大寺戒壇院の礎石と木柱

The temple with cobbled stones by Hiro .M on 500px.com

東大寺戒壇院の礎石。独特の意匠に形作られている。礎石の上に載せられている木柱は真四角に加工されていて全体のバランスが良い。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。

東大寺戒壇院へ向かう石階段にて

The old cobblestone stairs to the temple by Hiro .M on 500px.com

東大寺戒壇院へ向かう石階段の一つ。少し暗いシチュエーションであったが、エルマー35ミリレンズの黒の粘りが素晴らしい。階調の豊かなレンズだと感じる。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。

入江泰吉級旧居近くに現れた子鹿たち

Deer walking around the town by Hiro .M on 500px.com

これは子鹿だったと記憶している。入江泰吉旧居は東大寺戒壇院の近くにある。戒壇院付近には、多くの鹿が芝の上で寛いでいることが多い。その一部の鹿が写真のように民家に現れることがある。二頭の子鹿たちは、まだ人間慣れしていないのか、カメラ目線でこちらを警戒しているようにも見える。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。

入江泰吉旧居にて

The photographer's residence by Hiro .M on 500px.com

この写真は、以前に入江泰吉旧居にて撮影したもので500pxにアップしている。随分とこの旧居には訪れていないが、実際に訪れると、奈良の写真家入江泰吉さんが過ごされた書斎などがそのまま残されており、どういった書物を読まれていたのかなど、奈良が好きな僕にとっては、大変参考になる。古代万葉の世界をイメージした入江さんの写真はひたすら奈良を中心に様々な風景を撮られており、今まで多くの作品を見てきて刺激を受けている。並河萬里さんもそうだが、二人に共通する写真への想いは、文化財の保存という視点である。この考えには、深く共感するものがある。僕が入江さんを敬愛してやまないのは、身近な風景を大切にし続けたという視点である。外国へ旅行して、海外の風景を撮りたいとたまに憧れはするのだが、それはやはり異世界の空間である。ふと気付けば身近なところにたくさんの被写体があり、そこに何かを見出したいというのが自分自身の写真への想いである。古都奈良への記憶、それを意識しながら写真を撮っていきたい。撮影機材は、LeicaM9+Leitz Elmar 35mm f/3.5である。